小学校の太鼓塾も再開後2回目となりました。
霧丘小学校の4年生約80名を対象に実施しました。
お祭りが開催されるのは子どもたちが1年生の時以来で、また小倉祇園太鼓保存振興会に所属する団体が霧丘小学校校区にはないこともあり、お祭りを実際に見たことがない子も多く、初めて太鼓に触れる子がほとんどな状況です。
今日は太鼓の実演から披露し、子どもたちの興味を誘います。
そして、小倉祇園太鼓の歴史や特徴、まちの歴史についても触れていきます。
子どもたちの反応もとても良く、質問にもたくさん答えてくれました。
意外に思ったのは、子どもたちが日本の近代史についてほとんど知らなかったこと。こうした活動を通して、お祭りのことに限らず、子どもたちにとってのさまざまな学びの場となれたら、と改めて気付かされました。
いよいよ太鼓体験の時間。
子どもたちは、太鼓を叩いていないときも、素振りをしながら順番を待っていました。
「早く叩けるようになりたい。」そんな意気込みがひしひしと伝わってきます。
担任の先生にもいっしょに体験していただきました。
最後に「また太鼓を叩いてみたい人?」という質問には、ほとんど全員の子どもたちが手を挙げてくれました。
太鼓塾を通して、小倉祇園太鼓に興味を持ってもらい、そしてお祭りに実際に参加する子どもたちがひとりでも多く増えることが私たちの願いです。