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昭和初期の旅館/温泉建築を後世まで残したい「金具屋千社札プロジェクト」第3期

昭和初期の旅館建築の多くが姿を消しています。木造建築を維持するのは大変な費用がかかる為です。このプロジェクトは貴重な建築を知っていただき、幅広いご支援・ご理解ををいただきたく企画したものです。ご支援いただいた方のお名前を千社札にして金具屋に1年間貼付させていただきます。

現在の支援総額

951,500

190%

目標金額は500,000円

支援者数

70

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/05/29に募集を開始し、 70人の支援により 951,500円の資金を集め、 2022/06/30に募集を終了しました

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昭和初期の旅館/温泉建築を後世まで残したい「金具屋千社札プロジェクト」第3期

現在の支援総額

951,500

190%達成

終了

目標金額500,000

支援者数70

このプロジェクトは、2022/05/29に募集を開始し、 70人の支援により 951,500円の資金を集め、 2022/06/30に募集を終了しました

昭和初期の旅館建築の多くが姿を消しています。木造建築を維持するのは大変な費用がかかる為です。このプロジェクトは貴重な建築を知っていただき、幅広いご支援・ご理解ををいただきたく企画したものです。ご支援いただいた方のお名前を千社札にして金具屋に1年間貼付させていただきます。

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大変ご無沙汰しており申し訳ありません。

金具屋千社札プロジェクト、金具屋九代目の西山です。

寒い冬が続きましたが、ようやっと春の兆し(と花粉)が見えてきた信州です。

さて、年末に完了したとだけお伝えしておりました、大広間の屋根の修繕についてです。雪もなくなりましたので、修繕前の写真と修繕後の写真を比較してお伝えしたいと思います。


修繕前(垂木、雨どい)

角度がわかりずらいですが、庇の部分です。雨どいの修繕をと思っていましたが、一番は垂木が長年の劣化と雪、裏山の樹木の影響で大きく傷んでいました。

工事内容は垂木の補強と雨どいの修繕ということになりました。


作業中

大広間は座敷分だけで奥行きが13畳(約23m)、さらに床の間や舞台部分もあり、この面だけでもかなりの長さとなります。足場もこの様子。大きな工事となりました。


修繕後

垂木についてはほぼ全数を補強する形になりました。

垂木に直接金具で雨どいを付けていたのを、別の金具を一度取り付けてから固定する方法に変更されています。さらに、雪止めからワイヤーで釣り、頑強な雨どいとなりました。このひと冬を越えていますが、まったく問題ありません。

裏山の樹木があたって傷んでいた屋根も一部補修をしています(1枚目の写真)。しかし、この冬で木がまた屋根にあたってしまっていますね。もう少しあたたかくなったら切りましょう。


劣化防止のための塗装が屋根と同色(前回の屋根修繕の際のペンキの再利用)となっていますが、これはこれでよい感じだと思います。

自然の多い中ではやはり建物、特に木造の建築物は痛みが進みます。少しずつですがまたこのような修繕を繰り返しながら、維持をしていきたいと思います。


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