皆さん、こんにちは。荒木珠里です。8月も終わりに近づき、沖縄も秋の気配が近づいてきているところですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。僕たち家族は毎日海に入り、健康に過ごすことができています。夏休みに突入しトレーニングもかなりの量と質の両方を極めています。夜はフクロウの鳴き声を聞きながら早く寝て、朝早く日の出の前から練習を開始。次の真剣勝負に向けて一点集中できる生活のお陰で、とても気持ち良い夏休みを過ごしています。朝焼けと夕焼けがとにかく綺麗で、この島の一番綺麗な景色に飛び込めることが本当に幸せです。
さて、皆さんのおかげでクラウドファンディングも成功し、今僕は皆さんへのリターンをお送りする準備をしています。そしてやっと先週【KEEP PADDLING.®︎ステッカー】が出来上がりました。一口2500円の支援していただいた皆さんに一枚づつ丁寧に封筒に入れて、今朝たくさん膨れた封筒の束を心を込めて妹たちと一緒にポストに投函してきました。(次はKEEP PADDLINGキャップの製作をスタートです)
リターンの準備をしている時、本当にたくさんの方々に支援していただいていることを実感しとても嬉しい気持ちになりました。クラウドファンドという方法で支援を募るのは僕にとって生まれて初めての経験でしたが、こうして皆さんの気持ちを肌で感じることができるので、本当に良かったと思いますし、僕も皆さん一人一人のために全力で世界の頂点を目指せることがとても気持ちが良いです。インターネットが当たり前の時代で、僕が住む南の島から遠く離れている場所にいる方々とも気持ちがつながる方法があるなんて、本当に素晴らしいことだと思います。
今日発送したステッカーに書かれている文字、皆さんの中にも「KEEP PADDLING」とはどういう意味?と疑問に思っている方もいると思います。そこで今回はこの意味について説明させていただきます。この「KEEP PADDLING」という言葉は直訳すると「漕ぎ続ける」。そして僕たち一家はこの言葉に「諦めない」「努力しチャレンジを続ける」「自分に負けない」といった意味を込めて使い、家族のモットーになっています。どんなに苦しくキツくなっても、「KEEP PADDLING」の精神を持って漕ぎ続ける、生き続ける。というこの言葉はどんなスポーツ、誰の人生にでも当てはまる言葉だと思います。日々の生活の中でも小さなことでもいろいろなことに挑戦していくことが大切です。お父さんも昔からいろいろなことに負けずに挑戦してきたからこそ、全て今の暮らしがあるといつも言っています。その言葉を聞いて、もしどこか途中で自分に負けていたら今の暮らしは違う形になっていたということだろうと僕は感じています。もちろん自分に勝つことは僕にとって最も難しい挑戦です。本当に荒れた厳しい外洋を一人で漕いで進むとき、自分に背を向けて逃げそうになる時もこれまでたくさんありました。そんな時僕はいつもこの言葉を思い出して、絶対に負けない。と頑張っています。皆さんもぜひこの言葉を心のどこかに置いてください。そしてどうしても負けそうな場面で思い出してもらえたらとても嬉しいです。
いよいよ来月から僕もAPPワールドツアー遠征が始まります。2戦目のイギリス・ロンドン戦、3戦目の韓国・釜山へと長い3週間の遠征が始まります。今は、それに向けて最後の追い込み練習に取り組んでいます。イギリス、韓国戦でも最後まで世界に選手たちに食らいついていき、いい結果を残せるように頑張ります。そしていつの日か、必ず世界チャンピオンの域にたどり着きます。
是非今後ともご支援をよろしくお願いします! !
keep paddling. 荒木珠里