いつもパドルブリューを応援いただき、ありがとうございます!
みなさまのご支援のおかげで、昨日、ネクストゴールを達成することができました。
心からの感謝と、ビールの製造の現状、お盆の間にいくつかパドルブリューのクラフトビールが飲める場所がありますので、そちらのご紹介をさせていただきます。
初仕込のクラフトビールは熟成中。みなさんにお届けします。
ちょうど1ヶ月前、7月8日に初めてのクラフトビールを仕込みました。種類はセゾン。材料はほとんど麦芽と酵母、砂糖とホップだけというシンプルなクラフトビールです。
ネルソンソーヴィン、パシフィックサンライズといったニュージーランド産ホップをたくさん使いました。ニュージーランド産のホップは、同国産のワインと同じように、急速に評価を上げている「新世界」の立ち位置です。
私、醸造長ニイは人生の3年弱をニュージーランドで過ごしたので、そんな第2の故郷への敬意を示しました。
セゾンは熟成させるほど美味しくなると思っています。このクラフトビールは完成しているのですが、まだ世には出さず、皆さんへの返礼のために剣山で熟成させています。
本当はもっとドライに仕上げたかったというのはありますが、それでもチャーミングな仕上がりになっていると思います。
これからもっと腕を上げていきますので、パドルブリューのスタート地点をみなさんに味わっていただけたらと思います。
阿波おどり期間中に臨時出店します。
お世話になったawa新町川Breweryの多田さんから、「阿波踊りの時、うちでビールを売らない?」とお声がけいただいたので、8月13、14両日、新町川ボードウォーク沿いの同店テラスで販売させていただくことになりました。
持っていくビールは、ノルウェーの農家で伝えられてきた酵母Kveikを使ったペールエールです。IPAと呼ぶべきかもしれません。このKveikという酵母、30度を超える高温で発酵するので、夏の暑い時期に醸造するのにぴったりなのです。私のビールづくりのテーマに「季節を捉える」ということがあります。その季節の気温をうまく利用することもその一環です。
ですがこのKveik、発する香りにレモンのような独特なものがあり、合わせるホップによってはそこが気になってしまう。ここ数ヶ月、どのように仕上げるかかなり悩んで、試行錯誤を重ねてきました。
その結果、生まれたのがこの1杯。柑橘系の香りがする一方で、土っぽさも感じさせるコロンバスというホップがマッチしました。
また、こちらもいつもパドルブリューを気にかけてくださっている徳島酒商店さんに、上記セゾンの2回目に醸造したものを納入する予定です。できたばかりで若々しい味わいですが、スパイシーでジューシーな夏らしい味わいに仕上がっていると思います。
こちら、詳細がわかりましたら、またお知らせさせていただきます。
これからの醸造予定について
クラウドファンディングも終了まであと4日!ラストスパート、走れるところまで走りたいと思います。
クラウドファンディングが終わると、いよいよ本格的にみなさんにお送りするクラフトビールの製作が始まります。できるだけ、いろいろな種類のビールを皆さんにお届けできるよう、醸造計画を練っています。
今後ともパドルブリューをぜひ、よろしくお願いいたします。