プロジェクト終了まであと5日!
皆さまのご支援に、改めまして感謝申し上げます。高い目標を掲げたNEXT GOAL達成に向けて、引き続き応援をよろしくお願い致します。
これまでに数多くのアフガニスタン人留学生を受け入れ、現在も様々な取り組みを積極的に行なっている宮崎大学のチームメンバーからのメッセージをお届けします。
留学生との交流の中で、私たちが教わること、学ぶことも数多くあります。
縁あって日本に退避されたご家族との交流が、学校を超えて、地域の中で、そして日本社会の中で根付いていくことを願ってやみません。
『留学生を通して知った、アフガニスタンの豊かな自然と多様な文化』
小林 郁雄氏(宮崎大学農学部)
遠く離れたアフガニスタンにも、日本の大学を卒業された方々がいます。
アフガニスタンと言えば、殺伐とした荒れ地に続く戦乱といったイメージが強かったのですが、豊かな自然と生物多様性、そしてそこから生み出される多様な文化と豊富な食資源に恵まれた国であることを、交流した留学生たちから教えてもらいました。
古くから交易の要所として栄えたアフガニスタンは、その戦略的重要性ゆえに大国の影響を受けた混乱が続いています。その狭間で、日本の技術・知識を学び、祖国の復興に役立てていこうとしていた留学生たちは、海外と交流していたという理由により、政変後の祖国で集中的な迫害を受けています。
元留学生とその家族(特に子供たち)の一時退避と生活支援は、今後の国際社会のみならず、国内の諸問題を緩和する一助となるかもしれません。
彼ら彼女らの活躍には、皆様のご協力がぜひとも必要です。どうぞよろしくお願い致します。