子どもが自由に自分らしく生きる世界を、一緒につくってくださる皆さまへ
子ども達にとって真に自由と権利が保障された学校、東京サドベリースクールを存続・発展させて、教育の選択肢を広げていきたい。
そんな想いで15年続けてきました。
ここで絶やしては、子どもがサドベリー教育を選べる選択肢がまた減ってしまいます。
学校の継続と発展 、子どもが自由に教育を選べる未来のために、ご協力・ご協賛を何卒よろしくお願い致します。
杉山まさる
メッセージ全文
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こんにちは、東京サドベリースクールの杉山まさるです。
私たちは2009年に開校し、今年で15周年となりました。
この間、本校で、自分に正面から向き合ってきた同窓生たちは、 今、自分の道を自分の足で歩んでいます。
<自分の人生を歩む同窓生たち>
歌が大好きで学校でよくコンサートを開いていた生徒は、 現在、歌手になって頑張っています。
また料理が大好きで毎日つくっていた生徒は、 今では自分のお店を持っていますし、 パソコンが大好きになった生徒は、 現在3Dアニメーションの会社で働いています。
大学生になっている生徒達も政治や芸術、 リベラルアーツといった興味のある分野に進んでいます。
それぞれが、情熱を持てる分野に進み 貢献できる道を歩んでいます。
<次の時代に必要な教育とは?>
次の時代は、自分が何に興味があって、 自分の強みを見つけること。
それらを伸ばし、良いことに使い、人とつながることが重要です。 なぜなら、定型的なことの多くは今後AIに置き換わるからです。 でもこれはチャンスでもあります。 個人の個性を発揮しやすくなるからです。
<自分と社会を自らつくる力>
本校の教育は、あえて授業やカリキュラムを全くつくっていません。
子どもそれぞれの個性を大切にし、生徒自ら興味を見つけ、 挑戦し、探求しやすくしています。 また逆に、学校運営に関して生徒にも全ての1票が与えられています。
それは、自分たちの社会を自分達で主体的につくっていく力を養ってほしいからです。
これら、自分と社会をつくっていく力は、 どんな時代や環境でも、人生の土台になっていくと考えています。
<子どもが教育を自由に選べる未来のために>
しかし本校は子どものためにつくった新しい教育の学校なので、 現在の日本の法律では認められておらず、 公的補助も一切ありません。
ご家庭の学費と、皆様からのご寄付により運営していますが、 近年、コロナ禍の影響により 開校が難しい状況となっております。
生徒達が安心して通い、そして、次の15年後も 子どもたちがサドベリー教育の学校を選べる社会になるよう、
ぜひ皆様のご協力・ご協賛をよろしくお願い致します。
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