指定された時間枠や科目に囚われずに、自分が選んだテーマを自由に追究できる環境で、若いうちに、まず自分軸で考え、話し合いを重視する環境で学ぶことは、間違いなく大きな財産になります。
サドベリースクールは、一般的な存在ではないとしても、確実に何割かのお子さんにとってはなくてはならない教育機関です。
こうした学校が、存続しゆっくり広がっていく社会であって欲しいと願っています。
ー 米国Dr.Ida Rolf Institute - Movement Faculty 田畑浩良
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ロルファーの田畑浩良さんより応援メッセージをいただきました。
ロルファーとは、ロルフィングという「身体を本来の位置に整える」という手法で、そのセッションを行う方のことをいいます。さらには身体を通じて、その人自身の力によって心まで変わるといわれるほどそのセッションは内側からその人が変わっていく力をもっています。
田畑さんは様々な取材も受けられ、国際的にも教え広める教員でもいらっしゃる、日本のロルフィングの第一人者です。
この度、東京サドベリースクールに応援のメッセージを頂戴しました。
その人の内面の力を信じ、それらが自ら出てくることを大切にするサポートをされておられる田畑さんのメッセージには、TSSと通底するものがあります。
自ら考え、行動していく経験がたくさんできる環境で自分軸をつくり、
また他者と同じ空間でお互いを尊重し合うことを積み重ねる本校は、
その自由さや権利ゆえに厳しさも責任も経験するため、全ての子に合う教育ではありません。
しかし、本当は全ての子に合う教育など本来ないのです。
その中で、田畑さんにおっしゃっていただいたように、サドベリーを必要としてくれる何割かの子どもたちが学び育つ教育機関として、
これからも子ども達の選択肢の1つでありたいと願っています。
田畑さん、応援してくださりありがとうございます!
杉山