現在、東京サドベリースクール(TSS)に通っている生徒の保護者です。引き続きTSSに通わせたいと考えており、是非ご支援をお願いいたします。
多様性が求められる今の時世において、教育の選択肢の多様化も重要となると考えます。
しかし、ただやみくもに選択肢を増やせば良いわけではなく、社会に貢献できる人材を育成できることは最低条件となります。
TSSはいわゆる通常の学校教育とは方針が大きく異なり、社会に多様性をもたらすという点についてほぼ疑念はないと思います。
また、卒業生の活躍を考えると社会貢献が可能な人材を輩出している実績も有しております。
さらに、TSSが現状の懸念となっている経済面での憂いを払拭することで、目指す方針をよりシャープに志向することが可能となり、社会的により価値を増すのではないかと感じております。
改めまして、是非ご支援をお願いいたします。
生徒父:山口洋介
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現保護者の山口洋介さんより、応援のメッセージをいただきました。
山口さんは先日応援メッセージをお寄せいただいた山口有里さんの旦那様。
ご夫婦で応援のメッセージをお書きくださいました。
お忙しい中、本当にありがとうございます!
山口さんもお書きいただいているように、教育界には多様性がありません。
そもそも憲法では、自分をどう育てるのかは、本来「第十一条:基本的人権」として扱われる内容のはずです。
「第十二条:自由及び権利」としても自由に教育を選べる権利がありませんし、「第十三条:個人として尊重」されていない。
「第二十三条:学問の自由」も好きなものを好きな時に学ぶようにできていません。小中高校はあの10教科前後以外は学びだと考えいないのです。
これはもうスポーツ庁が野球しかスポーツとして認めていないことと同じです。なにか矛盾を感じます。「教育委員会」も「あの教育だけの委員会」にした方がいい(野球は素晴らしいスポーツです。1つしか認めていないのがおかしいのであって)。
「第二十六条:その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利」もそれぞれに応じて教育を受けられるようになっていないのです(サドベリーがその子の能力に合っているならサドベリーを選べる権利があるはず)。
「第二十六条②普通教育を受けさせる義務」もたった1つを「普通」と言い、それに当てはまらない子を”不登校”や”特例校”"受け皿"そして”居場所”にあてはめています。また保護者が子の学び育つ権利を大切にするのであって、教育は本来義務はありません、子どもの権利のはずです。
そもそも1つの教育以外はすべて公共の福祉に反するのでしょうか。
もちろん、頑張っている一般の教育の先生や、教育委員会、文科省の方々はいっぱいいらっしゃいます。
だからこそ、それぞれの教育は大事にしながらも、本当に子どもが教育を選べる社会を一緒に作っていきたいと考えています。
もちろん教育や学校も何でもいいわけではなく、人権が大切にされている必要があります。
教育を選べるようになるには、子ども自身も与えてもらう前提でなく、自らを育てる気持ちと行動が必要です。
親御さんも根本から教育とは何か、子が育つことを自分はどう考えて行動していくのかを考える必要がある。
正直めんどくさいかもしれません。
でも、それが本来子どもが育つことであり、教育や学校を選ぶことなのだと思います。
TSSの生徒、親御さんはそれらに向き合い、自身の学びを自らつくることを選んで来られています。
それがまだご入学ステップとして難しい際(ニーズの違いや心を休める時期など)は、本人の貴重な子ども時代の時間のためにお断りすることもあります。
スクール経営としては、誰でもOKにした方がいいかもしれません。
でも本当に子ども本人のことを考えたら、今はまだストップをかけられるのも大人や他者の大切な役目だと考えています。
保護者さんとしては、サドベリーを選ぶことに勇気の必要な方もおられます。
でも子どもと学校を信じてくださってTSSを選んでくださいました。
これからも、TSSで育ち、学び、楽しんでいきたい生徒、保護者さんに出会えるのを楽しみにしています。
山口さん、ありがとうございます!
杉山
【 開校15周年!30周年までにサドベリー教育を子どもが自由に選べる未来をつくる!!】
https://camp-fire.jp/projects/view/592852?list=goodmorning_silver_egg
自立する人と社会が育つ学校
一般財団法人 東京サドベリースクール