アフリカのITで後手というか、手も出せてない日本
今日は真面目にアフリカのスタートアップについてリサーチしたことについて書いていきます。日本がアフリカのIT、特にスタートアップに対してコミットメントがなさすぎる現状についての問題意識がテーマです。
さすがGoogleさすがアメリカ
↓Googleが来年100万人のアフリカ人に対してデジタル教育します
http://www.itnewsafrica.com/2016/04/google-to-train-1-million-people-in-africa-in-digital-skills/
日本のODAを調べてみても確かにお金の援助半端なかったりしてはいるんですが、Googleのように直接的に雇用を作ってあげたり、雇用に役立つスキル供給はしていません。もちろん、官と民の違いはあります。ここでやはり考えてしまうのは、日本の、民間のアフリカに対するコミットメント(スタートアップやITに関して)の少なさです。これから伸びる産業とわかりつつ手が出せていないこの状態を、早く打開したいとしか思えません!
Googleのやる、「アフリカ人のデジダルスキルの強化プログラム」は、すでナイジェリア・ケニア・南アで行われています。どの国も人口の伸びとモバイル・ITの普及から私が渡航先の中から迷った国です。(むしろ、この3つの国の中からナイジェリア選びました笑)すでに欧米各国はアフリカのスタートアップへの出資だけでなく、IT教育から始めているのだと知り、なおさら遅れを感じました。
しかし、そのナイジェリアでも国民の50パーセント以上は農業従事者であり、雇用は全く足りていません。IT教育もしっかりするであろうここ三年のうちに、クラウドソーシングの雇用の窓口を設けるだけでも、大きなビジネスチャンスになりそうだと感じています。