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現代アートとインディーゲームの新たな可能性を追求する展覧会の開催

本展は、2011年の開業以来、常に変化する京都のアート&カルチャーの今を発信してきたホテル アンテルーム 京都と、2013年より続く日本最大級のインディーゲームの祭典 BitSummitの出会いから生まれた展覧会です。

現在の支援総額

263,000

13%

目標金額は2,000,000円

支援者数

12

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/07/26に募集を開始し、 12人の支援により 263,000円の資金を集め、 2022/08/31に募集を終了しました

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このプロジェクトは、2022/07/26に募集を開始し、 12人の支援により 263,000円の資金を集め、 2022/08/31に募集を終了しました

本展は、2011年の開業以来、常に変化する京都のアート&カルチャーの今を発信してきたホテル アンテルーム 京都と、2013年より続く日本最大級のインディーゲームの祭典 BitSummitの出会いから生まれた展覧会です。

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はじめに・ご挨拶

現代アートとインディーゲームの可能性を追求する展覧会『art bit – Contemporary Art & Indie Game Culture-』

本展では、現代アートのゲーム性とインディーゲームの芸術性、合わせ鏡のような互いの魅力とクリエイティビティのルーツに注目し、カルチャーの垣根や、アーティストやクリエイター、研究者といった立場を超えた交わりから、アートとゲームの新たな可能性を追求するプロジェクトを目指しています。

初年度となる2021年の展覧会では、ゲームをモチーフや表現手段とした現代アート作品と、独自の作家性や作品の個性が魅力のインディーゲーム作品を、両者に共通するテーマの元、相互展示を行いました。

また、ゲームをモチーフにしたアパレルブランドのポップアップストアの開催や、ゲームクリエイターとホテルスタッフによるARゲームの開発、地域の子どもたちが集まるワークショップ、情緒あるピクセルアートの世界に浸るコンセプトルームの作成など、多くの方々のお力添えの元、様々な企画を実現することが出来ました。

2年目となる本年では、新たにアナログゲーム作品やゲームの学術研究に関する展示を加え、アート体験をゲームとして楽しめるゲームセンターのような展覧会を実現できればと考えています。

そして、それは幼い頃からゲームに親しんできた私たちからゲームカルチャーへのささやかな恩返しであり、同じ喜びを分かち合ってきたファンの方々との新たな芸術運動になればと願っています。

2022年の開催内容

・現代アート、インディーゲーム、アナログゲーム作品の展示

・ゲームの学術研究の歩みを紹介するパネル展示

・インディーゲーム、アナログゲームのプレイスポットの設置

・インディーゲームの祭典・BitSummitの受賞作品を楽しめる期間限定コンセプトルームの作成

・ビデオゲームをモチーフにしたアパレルブランド EDITMODE によるポップアップストアの開催

出展者について

一部とはなりますが出展を予定いただいているアーティストやクリエイター、研究者の方々を、キュレーターよりご紹介いたします。

<現代アート>

contact Gonzo『伊吹島ドリフト伝説』

2006 年にダンサーの垣尾優と塚原悠也により結成。ゆるやかにメンバーを入れ替えながら、現在は塚原悠也、三ヶ尻敬悟、松見拓也、NAZE の4 名で活動。人と人との接触、肉体の衝突に着目し独自の牧歌的崇高論を構築、格闘技やスポーツを想起させる即興的パフォーマンスをはじめ、インスタレーション、写真や映像作品の制作、冊子編集などを行い、国内外のダンスフェスティバルや美術館での展覧会で活躍。

本展では、2016年の瀬戸内芸術祭で制作したバイクレーシングゲーム『伊吹島ドリフト伝説』を展示予定。初見の下見で島内のほとんどの人が原付きで島内を走り回っていた事と、島の道路がレーシングコースのようであった事から着想された本作は、島内にあったHONDAのカブを筐体として操作する懐かしのゲームセンタースタイルで展示が行われました。

今回の展示では、2019年にバイクメーカーHONDAとホテル アンテルーム 京都とのコラボレーションにより制作されたバイク、鳳凰号をゲーム筐体として使用。京都を走り回っていた鳳凰号が瀬戸内海の伊吹島を舞台に新たな体験を提供します。

<インディーゲーム>

Krillbite Studio『Sunlight』

絵画のような森の世界を花を集めながら探索する短編作品。

2020年のパンデミックの際に開発されたタイトルで、プレイヤーは異なる性別や方言で囁く木々の導きで未知の森を探索する。

モネやムンクの作品からインスピレーションを受けた本作はVRペイントソフトを使用し、3D空間にハンドペイントを施すことで描き出されている。ノルウェーの大司教宮殿にて収録された合唱が日の光のように空間を包み込み、世界との一体感を生んでいる。木々が語りかけてくる声に耳を傾けながら花々を集め、プレイヤーは森の奥へと進んでいく。

<アナログゲーム>

三浦阿藍(Miura Alan)

1991年、鳥取生まれ。アーティスト/ゲームデザイナー、美術コミューン・パープルームメンバー。ゲームが人類にとって唯一の有意義な活動という考えのもと、ゲームをテーマにした現代アート作品およびアナログゲーム作品の制作を行なっている。またアート自体を一つのゲームと認識し、プレイを継続中。

本展では、オセロをライバルとして制作された2人対戦の『ゾンビマスター』や、コミュニケーションをコンセプトに制作された『communicatio – コムニカチオ』など、現代アートという100年以上続くゲームにアナログゲームの制作を通じて参戦しているアランさんの新作『ITE PER DRACONEM(イテパラドラコニム)』を展示予定。

現代アートのスタート地点とされ、プロのチェスプレイヤーとしても活躍したアーティスト、マルセル・デュシャンが仕掛けた現代アートのゲームに対し、本展が次の一手になればと思います。

<ゲーム研究>

立命館大学ゲーム研究センター研究顧問 上村雅之

ゲームの分野における日本で唯一の学術的機関として2011年4月に設立された立命館大学ゲーム研究センター。伝統的な遊具や玩具から最新のテクノロジーを用いたゲームまで、幅広いゲームと遊びを対象とした研究を行っている。

本展では、任天堂株式会社のファミリーコンピュータやスーパーファミコンなどの開発責任者として活躍された後、立命館大学ゲーム研究センターの初代センター長を務められ、ゲーム研究の発展に寄与された上村雅之先生の研究活動をご紹介する展示を予定。

2021年12月にご逝去されるまで、クリエイターとして新たなプロトタイプを生み出し続け、研究者として「ファミコンとは何だったのか」という問いに真摯に向き合い、教育者として「遊びの遺伝子」を次世代に繋いでいくことに注力された上村先生の活動やその想いに、多くの方々に触れていただく機会になればと願っています。

<出展者ならびに出展予定の作品一覧>

竹内義博(現代アート)、Giant Sparrow 『The Unfinished Swan』(インディーゲーム)、副産物産店 矢津吉隆・山田毅(現代アート)、彌永ゆり子(現代アート)、井上明人『Walking With Video』(ゲーミフィケーション)、TANSAN 朝戸一聖(アナログゲーム)『デロス島のゲーム』、するめデイズ ニルギリ(アナログゲーム)『一年生ゲーム』、辻村奈菜子『ハコニワ』(インディーゲーム)、Wataru Nakano x MIYAZAWORKS『ボス,ブラインド,ブランデー』(インディーゲーム)、MIYAZAWORKS『イセキクライマー』(インディーゲーム)、愛知工業大学CGメディア研究室『Magic Shadow』(インディーゲーム)

*出展者ならびに出展作品については変更となる場合がございますので、ご了承ください。

プロジェクトをやろうと思った理由

本展は、2011年の開業以来、常に変化する京都のアート&カルチャーの今を発信してきたアンテルーム 京都と、2013年より続く日本最大級のインディーゲームの祭典、BitSummitの出会いから生まれた展覧会です。会場となるホテル アンテルーム 京都では、観光や歴史だけではない、いまの京都の魅力に迫るため、京都で育まれ、世界に広がっていったゲームカルチャーのいまに注目しました。

スーパーマリオブラザーズを生んだ任天堂の登場から、BitSummitに代表されるインディーゲームの盛り上がり、ゲームの学術研究を進めるゲームスタディーズ、新しい体験を生むVRやAR技術まで、変わりゆくゲームカルチャーの魅力と花開きつつあるアートとゲームの新たな可能性をプロジェクトのメンバーとともに発信しています。

これまでの活動

2019年12月にホテル アンテルーム 京都で開催された 日本のインディーゲームシーンを追いかけたドキュメンタリー映画『Branching Paths』の上映会と、京都のゲームクリエイターが集うミートアップイベント Kyoto Indie Meetupの開催をきっかけに、2021年にはゲームクリエイターのためのコミュニティハブ asobuとのコラボレーションにより、インディーゲームのプレイスポット『asobu@ANTEROOM BAR』をバーラウンジに設置いたしました。

同年、7月には現代アートとインディーゲーム作品の相互展示を行う展覧会『art bit – Contemporary Art & Indie Game Culture-』の第一回を開催。10月からは、インディーゲーム作品『アンリアルライフ』の世界に浸る期間限定コンセプトルーム『アンリアルルーム』を開催いたしました。

そして、現在、アートとゲームの新たな可能性を追求する展覧会『art bit – Contemporary Art & Indie Game Culture-』の第2回の開催に向け、準備を行なっています。

資金の使い道

皆様から頂いた資金は、出展者の方々へのお礼や作品の制作費など、展覧会の運営資金として活用をさせていただきます。

リターンについて

本プロジェクトにご賛同をいただき、ご支援をいただいた全ての皆様には、展覧会の主催者からのお礼のメッセージをお送りさせていただきます。

また、評論家であり、批評誌『PLANETS』の副編集長、『現代ゲーム全史 文明の遊戯史観から』の著者である中川大地さんの寄稿文を掲載予定の展覧会案内や、インディーゲームの祭典・BitSummitの受賞作品を夜通し楽しめる期間限定コンセプトルームへのご宿泊など、様々なリターンをご用意いたしました。

ご協力をいただける範囲で結構ですので、ぜひリターンに応じたご支援をお選びください。なお、本プロジェクトに共感をいただける個人や企業の方には、来場者専用ホームページや展覧会公式ページへお名前や会社名の掲載を行なうリターンも用意しておりますので、合わせてご検討いただければ幸いです。

実施スケジュール・会場

展覧会日程:2022年8月5日(金)〜10月1日(土)

会場:ホテル アンテルーム 京都 Gallery 9.5

住所:〒601-8044 京都府京都市南区東九条明田町7番

アクセス:JR京都駅八条東口より徒歩15分・地下鉄烏丸線九条駅より徒歩8分

最後に

本展は、幼い頃にファミコンやスーパーファミコンに熱中したゲームファンが、世代を超え、同じ喜びを分かち合ってきたファンの方々に呼びかけるゲームカルチャーへのささやかな恩返しです。

京都で育まれ、世界に広がっていったゲームカルチャーが世界中で花開く中、日本のゲームカルチャーに影響を受けた様々なアーティストやクリエイター、研究者の方々の活躍の舞台となるべく、次年度以降の定期開催も目指しているプロジェクトとなります。

本展を通して、日頃からゲームに親しまれているファンの方々だけでなく、これまでゲームに触れてこなかった方やゲームを懐かしく思う方々にも、ゲームの新たな一面に触れていただくきっかけになればと思います。また一方で、アートに小難しいイメージを持っていたり、距離を感じている方々にも、アートの新たな一面に触れていただくきっかけになればと願っています。

ぜひ本プロジェクトに共感をいただけた方はご支援をいただくとともに、会場にも足をお運びいただければ幸いです。何卒宜しくお願い申し上げます。

art bit プロジェクトメンバー 一同


■art bit プロジェクトメンバー

株式会社Skeleton Crew Studio 代表取締役

一般社団法人日本インディペンデント・ゲーム協会 理事

村上雅彦

アーティストとしてアメリカでゲーム開発に参画。日本に帰国後、ゲーム開発に従事しながらインディーゲーム シーンを盛り上げるためにBitSummitへ参画。


株式会社Skeleton Crew Studio スタジオマネージャー

石川武志

デザイナー教育のバックボーンを持ち、自身もアーティストとして作家活動などを行う。若手作家への発表の場を提供するためUNKNOWN ASIA立ち上げにも参画。


ホテル アンテルーム 京都 フロントマネージャー

豊川泰行

立命館大学の在学中にゲームに関する研究やプロジェクトに携わり、ホテルでの活動を通じてアートとゲームの両面に着目したプロジェクトを進めている。


ホテル アンテルーム 京都 フロント及びギャラリー担当

須山千尋

ゲーム愛に溢れたギャラリー担当として、art bit展のプロジェクトに従事。展示の空間デザインや来場者の体験デザインなどを担当。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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      ・主催者からのお礼のメッセージ 本プロジェクトにご支援をいただいた全ての皆様には、展覧会の主催者からのお礼のメッセージをお送りさせていただきます。 ・本年度の展覧会案内の送付 第二回目となる本年の展覧会のご案内をお送りいたします。本紙はブランケット紙(横812mm 縦546mm, 1枚)の形式をとっており、本年では、評論家であり、批評誌「PLANETS」の副編集長、『現代ゲーム全史 文明の遊戯史観から』の著者である中川大地さんの寄稿文をお楽しみいただけます。 ・art bit展 来場者専用ホームページへのお名前の掲載 掲載をご希望の方は備考欄に掲載希望のお名前やペンネームをご記載願います。また、掲載を希望されない場合は備考欄に「名前の掲載無し」とご記載ください。

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