この度は「日本が誇る家具職人が造り出した 上質で贅沢なワインディングマシン」のプロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。
今回も前回の続きで、共同開発についてお伝えできればと思います。
このワインディングマシンは前回紹介したもの以外にも、色々なところで異素材を使用したり他の企業様に協力していただいており、
ここまで様々な技術と素材を使用しての製品づくりは弊社初めての試みとなっております。
共同開発にこだわっている理由は、専門外のところを専門の人に上手く作ってもらうという目的もありますが、それだけでなくもう一つ狙いがあります。
それは雇用の促進と若い世代の賃金の適正化です。
実際に協力して頂いた企業様の中にも、確かな技術があるのに大量生産の価格競争で大変な思いをしているとの声を聞きました。
今の世の中、物が溢れていてどんどん物の価値が下がっているように思います。
そこで、異業種の技術と技術のぶつかり合いで新しい物づくりの形を生み出し、
大量生産、大量消費の流れを変えたいと思っています。
新しい物づくりの形ができればそれが新たな需要になって、新しい仕事になり雇用の促進、人々のQOLの向上に繋がると考えています。
生活が安定すれば娯楽や芸術など嗜好品を生活に取り入れるのが当たり前になり、物の価値の引き上げ、つまり物の価格の基準自体を上げることができるようになります。
それが若い世代の賃金に反映されれば、仕事への意欲の向上、技術の育成に繋がり、
最終的には私たちの願いである「世の中を良くすると共に、本当に良い物を残し伝える、捨てる物を減らす」ということに繋げていけるのではと考えています。
だからこそ一人でも多く、本当に良い物を知ってもらいたい、そしてそれができるまでの過程を意識して物を使ってもらいたい…
と、微力ながら発信させていただきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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家具工房ゆうき カセタニ





