①自己紹介と企画背景
はじめに、ご挨拶
今回のプロジェクトを実行することとしました、オフィス・寛合同会社 代表山﨑寛明と申します。この度、芸術家のアトリエ&ギャラリーという施設「STUDIO KAN」をスタートいたします。弊社は平成24年より京都市を中心に建設工事業を展開してきました。
京都に多く存在する空き家・空きビルの再利用について考える中で、廃墟にも近い古い物件と出会いました。その時、偶然訪問した展示会でのアーティストの方とのお話が頭をよぎったのです。
"建築と芸術の融合"によって、空きビルを蘇らせることが出来るのではないか?何か新しいものを生み出せるのではないかと考えました!!
そんなことから「芸術家向けアトリエスペース事業」を実行していこうと今回のプロジェクトをスタートいたしました。
京都は、有名なアーティストたちが個展をひらいたりして足を運ぶ都市の一つです。また、5つもの芸術大学が存在します。
学生時代は学内の設備の整った創作場所が確保され、アーティストを目指し頑張れる状況にありますが、卒業後は創作活動を続ける場所の確保に苦労される方が多いのが現実です。
匂いや音、広さの確保など環境整備が大切です。また、住居とアトリエを持つという経済的な事情も、芸術を続けたいことへの障壁となることもあるようです。
せっかく夢をもって京都の芸術大学へ進学しても、卒業後に諸事情により夢半ばで一般企業へ就職したり、地元へ帰る方々もたくさんおられるようです。
地元京都を盛り上げるということにも一役買えればと考えています。
原因は、必要な環境にあったのです。
・作品制作スペースがない
・芸術活動は音や臭いの問題が起こる
・条件に見合った物件の家賃問題
・家族との共生の問題
・アトリエレンタルスペースはあるが、9-17時レンタル作品を都度持って出る必要があり、勝手が悪い。
また山奥にあることが多く、交通の便も悪い。
実際にすでにアーティストとして活動されておられる方でも、廃墟をアトリエにしたり、田舎の遠い場所にアトリエをもっておられたりと、活動場所を見つけるのにも大変苦労されるそうです。
つまり、アーティストとして活動する場所=アトリエ、それ自体を持つことが難しいのです。
私たちは、京都に集まって来てくれるアーティストたちが、京都に留まって活動を続けられる場所を空き家問題と掛け合わせてアトリエとして今回実現したいと思っております。
空き家となっている物件条件と、アーティストたちが求めるアトリエの条件が一致していたため、今回のアトリエ事業を展開することに決めました!!
スタジオ寛では、アトリエで作品を創作するところからギャラリーで展示、発表、販売までしていただくことが出来ます。実際に活動して利益を出していただける場所を目指しております。
京都から世界へ芸術の文化が、このアトリエ事業をスタートすることによってよりたくさん芸術文化が発展し、京都の空き家問題の解決の一つの道筋ができるかもしれない。そんなワクワクした気持ちに共感してくださる方たちの応援によって作り上げたいのです!!ご協力よろしくお願いいたします。
②計画・スペック・利用方法
【2023年2月OPEN予定】
築40年の4階建ての鉄筋コンクリート造のマンション改修工事をし活用いたします。【1階】
◆ギャラリー:開催等で活用できるブース
◆談話室:利用者の交流スペース、ギャラリー来館者のカフェスペース等
【2階】
◆レジデンスタイプ アトリエ 4室:トイレ、キッチン、シャワーブースが設置され、住みながらアトリエで創作活動に専念できる部屋(35㎡/1室あたり) 月単位の予約 9万/月+光熱費(定額)
【3・4階】
◆シングルタイプ アトリエ 8室(3・4階に4室ずつ):作業に専念できる個室(17.5㎡/1室あたり)2週間単位の予約 4万/2週間、6万/4週間
◆ブースタイプ アトリエ 2室(3・4階に1室ずつ):1室7ブースあり他の方とのシェアアトリエとして利用できる部屋(8.5㎡/1室あたり)1週間単位の予約 2万/1週間 3万/2週間
※各部屋すべての天井高2.4m
③どのように利用できるか
人と人、人と芸術の交流の場所になり芸術家同士が切磋琢磨し合い製作活動が活性化していく場所として活用していただくことをイメージしています。
◆『STUDIO KAN』の周辺環境
滝の流れのような川音 ・目の前の前面道路は市バスの走る大通 ・砂利の積み下ろしをするショベルカー音・キムチ工場など、一見、住むには問題視される立地…
が!しかし! 音・臭いを気にしなくて良い立地、また、創作時壁を汚しても問題なし『剥き出しの鉄筋コンクリート』の壁は創作活動に没頭していただけます!!
外観は廃墟のようですが一歩踏み入れるとアートな異空間が広がる、そんなギャップが魅力となっています☆
芸術活動できる環境❌芸術家同士の交流
芸術家や芸術の好きな人に、活動場や交流の機会を増すことで、問題を解決し、芸術家から生まれる素晴らしい作品をたくさんの方へ発信できる場所にしたいと考えます。
④資金のつかいみち
利用者の方々が安心して利用できる場作品の情報を発信する場として多くの方に活用していただける環境を整える資金にしたいと考えています。
【セキュリティ・通信環境の設備費】
•防犯カメラ ・オートロックシステム ・Wi-Fi設置 ・ギャラリーの隣に談話室設置・CAMPFIREの手数料
⑤アトリエOPENまでのスケジュール
2023年1月31日 :施設完成
2023年2月3,4,5日:内覧会
2023年2月6日 :OPEN
⑥本活動に対するアーティスト様からの応援コメント
【椿 昇氏 コメント】
アトリエを探している人は結構いる。アート作品をつくる人はいっぱいいて、各々のバックグランドに合わせた場所のつくり方をして多様なニーズに応えられれば良いものになるだろう。
【片山 みやび氏 コメント】
若いアーティストにとって創作場所の確保は一番苦労するところだと思います。このアトリエ付き住宅は、その問題をクリアにできる素晴らしい取り組みだと思います。応援しています。
⑦最後に
〜〜〜ATORIE_kyoto 山崎寛より支援検討者様へのメッセージ〜〜〜〜
空き家対策、地元京都を盛り上げたい、そんな想いを自分達が出来ることで考えた事が、今回のプロジェクトになりました。少しでも芸術の世界に貢献出来ればという想いでスタートしましたが、是非皆さんと一緒に成功させたいと思います。ご協力のほど宜しくお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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