2023/01/27 13:37

公演関係者のからのコメントや、マームとジプシーがお世話になっている方々より応援コメントを続々といただいております。初めてマームとジプシーを知ってくださった方もいらっしゃると思いますので、コメントをいただいた方との関係性と共に活動報告にも日々紹介させていただきます。

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斉藤いずみ(trippen バイヤー)

私が演劇を観る楽しみを知ったのはマームとジプシーに出会った2016年。
trippenの靴を衣装に使用してもらった「ロミオとジュリエット」を観劇したのがきっかけでした。
よく、衝撃で電気が走ったような、とか、ビビビ、とか表現されてるけどほんとにそんな感じ。うまく言えないけれど,,,この世界観"好きっ"って、身体が震えたのを覚えています。

そしてこの人達が作った舞台だから観たいのだと思うようになった2017年。
「sheep sleep sharp」から「BEACH CYCLE DELAY」までtrippenとのコラボレーションを
重ねるたびそう思います。
マームとジプシーが持っている静かなようで中は燃え上がっているその空気感が凄い。
その中にいるのが心地よかったりもします。

次の作品が楽しみでたまりません。

今回クラウドファンディングの話を聞いて、
「Light house」と「cocoon」が手元に置いておけるなんて、なんて素敵な事でしょうと思いました。観る事が叶わなかった人にも届ける事ができます。
そして何よりこのプロジェクトは今後の活動にプラスになる事なのだと思います。
全力で応援します。
(trippenスタッフみんなも全力で応援してます!)

私はこれからも靴を履いて舞台を観に行きたい。
trippenを履いてマームとジプシーを観に行きます!

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2016年の「ロミオとジュリエット」で、衣装の大森伃佑子さんが、trippenの靴をぜひ使用したいと、trippenさんへお申し出くださったのが、斉藤いずみさんはじめ、皆さんとの出会いでした。その後、2017年の「sheep sleep sharp」でも、俳優の履く靴をご提案いただき、この作品ではお客さんの視点が足元にいくように、いつもより高い舞台ステージを組みました。

2018年より始まったtrippenとのコラボレーション作品、「BEACH CYCLE DELAY」シリーズでは、オリジナルのサンダル、シューズ、ブーツなどを製作。2020年の「窓より外には移動式遊園地」では、「冬の扉」「治療、家の名はコスモス」2つの作品に合わせたウッドサンダルとブーツを製作してくださいました。会場内では、「tsugime」と題し、自分で皮や靴底を選び、オリジナルの靴をオーダーして届くまでの流れを、藤田のテキストと共に展示しました。

いつも作品内容と各役柄に合わせ、一つ一つのご提案があるのですが、私たちにとってもキャラクターをより具体化していくための重要な時間となります。

また、「BEACH CYCLE DELAY」は、2021年にツアーを実施、各公演会場のロビーでtrippenの展示を展開し、斉藤さんたちはツアー先にもお越しくださいました。一緒にお昼ご飯を食べたり、談笑したり、trippenの皆さんに会うと、いつも緊張がほぐれて楽しい時間が生まれます。

作品が終わると、一旦靴をtrippenさんにお預けするのですが、その間も定期的にメンテナンスをしてくださっています。箱を開けて再会する際には、手入れが行き届いたピカピカな皮と俳優の履きじわが混じった靴に、私たちがその作品と離れている時間も、trippenの皆さんが作品を守ってくださっているのだなと、そんな気持ちになります。



※こちらもぜひ、ご覧ください。

窓より外には移動式遊園地
trippen 中村光仁・斉藤いずみ × 藤田貴大 鼎談