当時、集められた人々。居酒屋さんに到着すると、既に6人の英語講師予備軍たち。ここに自分が加わり、7人目になる。詳しくは現役の英会話教師、帰国子女、英語講師、TOEIC高得点など、そうそうたる面子の中に自分がいた。俺の強みはなんだっけ?
副業で英会話を教えるも教えた経験は人より少ないし、英語の能力は低い。だけど外国人と会話したりコミュニケーションするのは得意で、知っている単語やジェスチャーでビジネスシーンを乗り切ってきた。香港、アメリカ、ドイツと商談や展示会で英語を使ってきた。また学生時代にバックパッカーでヨーロッパ周遊をしたときに、ヨーロッパの人たちから学んだ、シンプルな英語の使い方。組み立て方はSVOが会話の80%を占めていて、聴く方も構えやすい。
そんな経験をしていたので、集められた会で納得してしまったのは、教科書の原案をみたときである。そう、カタカナ英会話の生みの親である御宿(みしゅく)さんに見せてもらったものが、腑に落ちた。他の6人は、これは良いと思うがビジネス的にはどうかと思いますよ~って意見だったが、僕だけが1人、これは売れる!と確信していた。
2013-2015年。副業のため(今思えば下積みのため)、20-30代の社会人向けにバーやレンタルスペースで英会話を教えていたとき、教科書は授業前にパワーポイントで作っていた。当時のミシュク式カタカナと出会ったときの印象は、原案の内容が自分の教える方向性とマッチしていて、説明も要点をついており英会話を学ぶ人にとって、合理的な説明がなされた教科書だった。
結局、その会で御宿さんと6人はサヨナラする形になったが、私は御宿さんと事業化に向けて語り、歩みだしたのだ。教科書はミシュク式カタカナを使い、教え方はジェッタ(長谷川雄一朗)のスタイルで教室運営しますという形で、今に至るのだ。かなりはしょりましたが、2015年にカタカナ英会話ジェッタが誕生する前に、ストーリーがあるわけで。
話したい内容はもっとディープで、人間模様がさまざまで、ジェッタは誕生する前には足掛け2年ほど準備期間があったのだ。
詳しくは出版記念講演会(リターンで応援できます)で、限定的にお伝えします。少ない機会をものにして起業したい方は、この出版記念講演会は必見だと思います。