川原のFarm sharingの構想にご共感いただき、ご支援・応援を賜り本当に感謝いたしております。ありがとうございます。お陰様で、本日も引き続きのご支援を賜っております。◆本日の田んぼ◆今日は、少量施肥の能登ひかりです。実は、真ん中から奥にかけて、葉色が薄くあぁ雑草にまけてるんだろうなぁと思っていたのですが、稲穂が出てくるとどうやらその影響も少なそうです。収穫して、籾摺りをして、玄米をこの目で見るまでは何とも言えませんが、ここまで順調に育っております!◆ささえ合う農業◆今日はこんなテーマで話をさせていただけたらと思っております。農業は農家がやるものと言う環境下で、私はもがき苦しみました。一つは親と言う壁。一つは理想と現実のギャップ。23年の農業歴の中で、その大半はキャッシュフローが悪く、自己資金を注入しては堂々巡りしているような悪循環の経営でした。頑張ればなんとかなる。わけわからん精神論で、とにかくいろんなことにチャレンジしました。個人販売、農産加工、ネット通販、マルシェ出店などなど、どれもこれもなかなか上手くいかない。そんな環境下でコロナ禍突入。飲食店からの注文がゼロになり、業態の見直しを迫られる中で、私はBNIと言うリファーラルマーケティングによって、互いのビジネスを支え合うチームに参加させていただきました。そこでは、専門分野1カテゴリー1人までというルールの中で、自分の仕事はチームのみんなが紹介し、自分はみんなの仕事を理解して紹介していく、リファーラル=紹介を軸として互いのビジネスが良くなるよう支え合っている仕組みがありました。ただ支え合うだけじゃなく、BNIと言う組織は参加するみんなの活動がより良くなるために、学習コーナーも準備されており、その中に身を置くことで今回のFarm sharingの構想が出来上がったのです。自分一人で悩まなくてもいい。信頼のおける仲間とともに歩めばいい。川原の想いに賛同してくださる方に、一口農場主としての権利を買っていただくことで、川原は支えてもらう。一口農場主さまが、支援した額以上のメリットを川原はお返しする。互いに相手の利を考えて、ちょっとずつ負担し合うことで、正の連鎖が生まれると感じました。農家は苦しいので支援してください!農家を助けましょう!農業があるから食が守られる!どれも合っていますが、支援するための動機がなかなか湧きにくいし、ネガティブな状況をいくら伝えても、同情はするけど巻き込まれたくないと、人はどうしても二の足を踏んでしまうと思います。だからこそ農業と関わる事によってのメリットを、最大限にお返しする事で、楽しさやワクワク感をともに共有していく方が、互いに良いと思いませんか?川原は、おんぶにだっこは正直望んでいません。ご恩に対し、それ以上のお返しをする事で、互いに互いを活かしあい支え合う農業を展開したいと思っています。こんな想いにご共感いただけましたら、また一人でも多くの人に知っていただけるよう、お力を貸してください。8月31日まで、一人でも多くの人に知っていただき、真似したいという農家が誕生するように努力してまいります。引き続き、応援のほどよろしくお願い申し上げます。1681年天和元年創業百姓一系・九代目与三郎笑顔生産法人 有限会社 川原農産代表取締役 川原應貴
世界農業遺産 の付いた活動報告
川原のFarm sharingの構想に、ご共感いただき支援・応援を頂戴し、心より御礼申し上げます。達成率も280%を超えてまいりました。皆様のおかげ様です!ありがとうございます!!!◆今日の田んぼ◆今日の田んぼは、最終日6月8日に田植えした、無肥料のもち米の田んぼです。肥料を入れないのに、お米が育つ。そんなことがあっていいのか???って思う農家が沢山いるんですけど、事実がこの写真なんですよねぇ。。。まぁ、とにもかくにも、元気が一番!!!元気な稲だからOK!そんな感じで頑張っています。◆奥能登ってどんなとこ?◆日本海側の飛び出た能登半島の奥地が、奥能登です。対馬海流とリマン海流の乾暖流の合流点でもある能登沖の海。漁場としても豊かなその海に、一度沈下して再び隆起してできた大地が奥能登です。その証拠に、珪藻土の大地があったり、巻貝などの化石も出土したりします。奥能登の大地は、ミネラル豊富な海の力を蓄えた大地ともいえるところです。◆輪島って?◆輪島塗は、誰でも耳にしたことがあると思います。修復可能な漆器として、漆器の最高峰に位置する輪島塗の輪島です。私たちはその輪島市の東側で、農業をしています。海運時代は就航地としても栄えた奥能登です。いろんな文化もいっぱいあります。特に祭りは、雨乞いや豊作祈願など様々な願いを込めて、神事として各集落ごとに行うほど祭りの多い地域です。◆世界農業遺産認定の地◆2011年に、先進国で初めて、日本で初めて世界農業遺産の認定をうけました。「能登の里山里海」として4市4町の広範囲のエリアが対象です。能登に根付いた、生活文化、伝統文化、昔から続く景観など様々なものが素晴らしいという事が認められたという事かと思います。私たちは、こんな恵まれた農地や環境の中で、後世に伝えていく農業を展開しています。日本各地には、もっともっと後世に引き継ぐべき素晴らしい農業を展開している農家が沢山いるはずです。そんな農家が、生き生きとやりたい農業を模索しながら、実験しながら挑戦していく未来がいいなぁとおもって、この活動を一人でも多くの人に知ってもらい活用してもらえるように、取り組んでまいります!引き続きご支援ご協力お願いします!