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キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

本校で開発した支援機器をそれを本当に必要とする人の元に届けるため,ワークショップをしております.この活動は,内閣府が掲げる「年齢や障害の有無等にかかわりなく安全に安心して暮らせる「共生社会」の実現」の一助になる活動と考えおり,継続的に活動するために開発費とワークショップの部品代が必要です.

現在の支援総額

205,000

136%

目標金額は150,000円

支援者数

19

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/07/14に募集を開始し、 19人の支援により 205,000円の資金を集め、 2022/10/01に募集を終了しました

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キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

現在の支援総額

205,000

136%達成

終了

目標金額150,000

支援者数19

このプロジェクトは、2022/07/14に募集を開始し、 19人の支援により 205,000円の資金を集め、 2022/10/01に募集を終了しました

本校で開発した支援機器をそれを本当に必要とする人の元に届けるため,ワークショップをしております.この活動は,内閣府が掲げる「年齢や障害の有無等にかかわりなく安全に安心して暮らせる「共生社会」の実現」の一助になる活動と考えおり,継続的に活動するために開発費とワークショップの部品代が必要です.

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はじめに

目標を達成することができました!

たくさんの人にご支援をいただき,こころより感謝いたします.

次年度,長野県内にて予定している2回のワークショップは開催できることになりました.多くの人達のご支援のおかけです.ありがとうございます.さらに,私たちは長野県内でのワークショップの回数を増やすことも検討しておりますが,この活動をもっと広めるため,県外でのワークショップも検討しております.高専は全国に51高専(55キャンパス)あります.この活動を横展開するために,他県の高専とのコラボワークショップを企画しております.

そこで,ネクストゴールとしましては,他県でのワークショップに係る支援機器の部品代として,50,000円を計上して,200,000円をネクストゴールといたします.

皆様からのさらなるご支援をこころよりお待ちしております.

私たちは,現在,AT&D Lab. (Assistive Technology & Devices Laboratory) としてさまざまな支援機器の開発を行っています. 私たちは,10年ほど前からハンディキャップを持つ人たちに向けて,さまざまな支援機器の研究開発に取り組んできました.国などの機関から研究助成金をいただいたりしながら開発をしてきました.

でも,本当に現場で必要なものは最先端の研究成果ではなく,これまでにあった熟れた技術を使った機器だと気づきました.

そこで,既存の技術を組み合わせ,比較的短期間で開発ができ,しかも,現場ですぐに使えるものの開発を,数年前からはじめました.現場の方へのアンケート調査を実施してきました.

「現場で困っていること」+「我々の技術」= 「新しい支援機器」

私たちは,これまでに3つの支援機器を開発しました.現在も新しいものを開発中です.

今回,私たちがクラウドファンディングで資金を集めている理由は,私たちが開発した支援機器を,本当にそれを必要としている人に届けるための「支援機器開発体験ワークショップ」を実施したいからです.

単純に機器を製造して配り歩くのではなく,一緒にその機器を作製することを考えています.この製作体験を通じて,「ものづくり」の楽しさを広めたいし,自分たちで作製した機器に愛着をもってもらいたいです.さらに,もし,それが壊れても自分で作ったのなら,自分で直せるかもしれないし,本当に困ったら,私たちに相談することができます.

こんなことを考えてクラウドファンディングに挑戦することにしました.


私たちが開発した支援機器の紹介

これまでに私たちは3つの支援機器を開発したので,それらについて紹介します.


  • 1.触るスイッチ
  • 「触るスイッチ」は,脊髄性筋萎縮症I型(SMA I型)のお子さん向けに数年前に作ったものをもっと広く困っている人に使ってもらいたくて,設計をし直して開発したものです.

    SMAは,体幹や四肢の筋力低下,筋萎縮が進行する難病で,特にI型は生後6ヶ月までに発症するため,人工呼吸器が必要で基本的に全介助です.

    でも,なにかコミュニティケーションが取れないかという相談を受けて,わずかに動く部位を使い,スイッチひとつで操作できるものを操作可能にするのが「触るスイッチ」です.


  • スマホの画面と同じ原理で触れると反応するセンサを使い,「メカ的なスイッチを押す」動作に変えることができます.

    2.こころトーク
    • 「こころトーク」は,生まれながらにして発話が困難な人や,人前で話すことがとても苦手な人たちに向けて作られました.これも大事なコミュニケーション手段の一つで,誰とも話ができないと生活ができません.でも,もし,「こころトーク」を上手に使いこなせれば,自分の気持を相手に伝えることができるようになります.

    • 「こころトーク」は,市販のUSBキーボードを接続して使います.USBキーボードを接続して,キートップの平仮名を入力します.平仮名がわかれば,入力することができます.


    • 発話には音声合成モジュールを使っているので,イントネーションが少し奇妙に聞こえるかもしれませんが,それは勘弁してください.でも,ちゃんと伝わります.

    • ここで皆さんもおわかりのように,市販のキーボードの平仮名の配列はとてもわかりにくいですね.なので,五十音表のように並んだキーボードも作りました.これはまだまだ改良の余地がありますので,世に出すにはもう少し時間が必要です.

    • 3.Card to Speech

「Card to Speech」は,「こころトーク」から派生したものです.一文字ずつ平仮名を入力することに慣れていない人やそもそも平仮名をこれから学習する人に向けた機器になります.

例えば,学校の朝の会や給食当番など,人前で喋らなくてはいけないとき,その場面よく使われる定型文をあらかじめカードに記録しておいて,必要なときにカードをかざすとその内容を代わりに喋ってくれるものです.

カードに記録する内容は使う人が決められるので,場面ごとにカードを作っておくと非常に便利になります.

また,かるたカードのように平仮名とその音を対にしておけば,平仮名初学者でも遊びながら平仮名を覚えることができます.


リターンの紹介

ご寄付いただいた方全員を当校のホームページでご紹介させていただき,当校よりお礼状と寄付金受領証明証をお送りいたします.ホームページ掲載の際については,個人名ではなく,ニックネームやイニシャルでの対応もいたします.また,ご寄付の金額に応じて,企業様の場合,ご希望に応じて,ワークショップ開催時に企業様のパンフレット等の展示やノベルティなどの配布をさせていただきます.

活動費の内訳と今後の計画

今回私たちは,目標金額を15万円に設定させてもらいました.私たちの目的は,私たちが開発した支援機器をそれを本当に必要とする人に届けることです.そのためのワークショップを開催します.活動費のほとんどが支援機器を構成する部品代です.1台あたり5,000円の部品代で開発できるように努力しています.それ以外に部品を収納するケース等も必要になります.内訳は以下のようになります.

・ 支援機器部品代:約5,000円/台
・ ワークショップ(2回分):約120,000円(支援機器24台)
・ 収納ケース等消耗品:16,500円
・ 手数料:13,500円

今回のプロジェクトで集まった活動費は,次年度のワークショップの開催費として使わせてもらいます.私たちは年に最低2回のワークショップ開催を目標にしています.そして,この活動を長野県内だけでなく,全国にも展開したいと考えいます.次年度の活動予定は以下のようになります.

・ 令和4年12月 リターンの掲載
・ 令和5年8月ごろ 1回目のワークショップ開催(長野県内)
(・ 令和5年11月ごろ 県外でのワークショップ開催(計画中))
・ 令和6年2月ごろ 2回目のワークショップ開催(長野県内)

メディア等

これまでに私たちは2回のワークショップを実施しました.これらについて,多くのWebメディアで紹介されましたので,代表して1つご紹介します.

PRTIMES

チームの紹介

私たちは,AT&D Lab. (Assistive Technology & Devices Laboratory)という名称で活動を行っています.5人の研究者で構成されており,機械設計や制御技術,電気・電子回路設計,組込みソフトウェア,Webアプリケーションなどさまざまな分野のプロフェッショナルがそろっています.


寄付金控除について

本プロジェクトへのご支援は,独立行政法人国立高等専門学校機構 長野工業高等専門学校への寄付となり,当校が寄付金の受付および受領証発行を行います.このプロジェクトの寄付は,寄付金控除の対象になります.

「寄附金控除」をお受けいただくためには,確定申告の際に,当校が発行した領収証をもって確定申告をしていただく必要があります.(領収証の送付時期は,令和4年12月ごろを予定しております.)


最新の活動報告

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  • 令和4年8月31日に長野工業高等専門と長野県教育委員会との間で,覚書による連携協定の締結式が執り行われました.長野高専と長野県は平成30年(2018年)に包括連携協定を締結しており,この協定にさらに特別支援教育環境の充実などの連携事項を覚書により加えることになりました.この覚書は,「長野工業高等専門学校における教育研究活動の推進」ならびに「長野県教育委員会の特別支援学校の教育環境の充実」を図ることを目的としています.具体的には,長野高専の支援機器等の開発のための調査や研究などへの協力,各種イベントに関する協力など,長野高専や長野県教育委員会の間で連携・協力し,特別支援教育環境の充実や各種イベント開催を行っていきます.すでに長野高専では,「支援機器開発体験ワークショップ」を長野県教育委員会の協力の下,県立長野図書館で開催しています.今後は,県内の特別支援学校と密に連携し,地域課題(地域のお困りごと)の解決を本校の学生と共に行いながら,特別支援学校の教育環境の充実と本校の学生教ならびに育研究活動に活かして行く予定です.写真は,長野県教育長の内堀様に長野高専で開発した支援機器について説明している様子です. もっと見る

  • 令和4年度の第1回目の「支援機器開発体験ワークショップ」を開催しました.昨年度までは,長野高専を会場に開催してきましたが,長野県教育委員会との包括連携協定の締結や長野県社会福祉協議会との包括連携協定の締結に伴い,長野駅からのアクセスもよく,広く一般に集まれる場所として「県立長野図書館」3階の「信州・学び創造ラボ」を会場に開催いたしました.今回は,6組10名方が参加してくれました.現役の特別支援学校の先生や,作業療法士として活躍されている方,大学の先生などこのような支援機器開発に興味を持ってくれた人たちが集まり,楽しく和気あいあいと開催することができました.今回作製したのは,「こころトーク」です.こころトーク紹介動画はんだ付けが苦手な人やはじめての人もいましたが,スタッフの助けも受けながら無事に完成しました.大体2時間ぐらいでみんな完成しました.持参したキーボードを接続して平仮名を入力してそれが発話されたときはとても感激していました.発話が困難な人に是非使ってもらいたいです.参加者の方からも「手軽にこういった機器を作って試せるのはうれしい」「自分で作るので,仕組みがある程度わかる」などの感想をいただきました.第2回のワークショップは年明けに開催予定です.多くの人に参加してもらい,必要な人の元に支援機器が届けられれば嬉しいです. もっと見る

  • 本校で製作した「あいうえおキーボード」です.市販のDIYキーボードを改造して,日本語の並びを「あいうえお」表の順にしてあります.ローマ字入力が苦手な人,例えば,就学前の子どもさんや小学校低学年の生徒さん,特別支援学校に通う生徒さんたちやご高齢の方など,に向けたキーボードです.世の中は,コンピュータを使った仕事がほとんどで,特に GIGAスクール構想で小中学生には,一人一台のPCが当たり前の時代になってきました.しかし,ローマ字入力がままならない人たちにとって,今のキーボードはとても入力がしにくい.しかも,平仮名入力が可能なのだが,その並びがデタラメで覚えられない...ということで,あいうえお表の並びにしてみました.いつか,このキーボードを製作するワークショップを開きたいと考えております.写真のキーボードは試作品で,先日,特別支援学校に1台貸し出しました.まだまだ改良の余地はたくさんありますが,「入力が速くなった」とか「分かりやすい」などの感想を聞くと嬉しくなります.進展がございましたら,ご報告させていただきます.Facebook アカウントを持っている人は,下記から我々の活動を見ることができます.AT&D Lab. もっと見る

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