2022/08/03 12:17

いよいよこのプロジェクトも最後1週間、7日間となりました。冒頭写真が#35なのは、達成迄残り35万円だからです(8/3 早朝時点実績)

今回の投稿のタイトル(Fourth...)には、立命館大に米国カレッジ流のショットガンオフェンスを導入し、日大を立て直し、そしてブルザイズOBの多くの出身校である同志社大学のアメフト部ヘッドコーチに、今シーズンから就任した 橋詰HCの言葉を引用させていただきました(参考リンク)。
『フットボールは第4Qが終わったときに、勝ってる方が勝ち。だからこそ最後にすべて出しきる、ということです』
このプロジェクトも最後まで出し切りたいと思います。

 
”Like No Other” 他に比類なきブルザイズの取り組み 

冒頭写真は、昨年あと一歩でX1-Superに所属することになっていた 強豪警視庁との、春の公式戦最中の新人#35 DB 伏見選手のインターセプト後の写真です。この日伏見選手は2インターセプトをし、チームとして試合には負けたものの、ゲームMIPとして、急遽試合後の観客のファンの皆さまへの挨拶を行いました。

※試合後のスタンドの観客の皆様に、秋に雪辱を果たすと語る伏見選手。

伏見選手は大学3部リーグ所属の玉川大学出身で3月に卒業したばかり。そんな伏見選手がトップリーグであるXリーグの試合でいきなり2インターセプトの大活躍し、400人程のスタンドのファンに挨拶をする、ということは皆様も、本人自身も予想をしてなかったのではないでしょうか。これがブルザイズ的な面白さだったりするのです。

「負けたチームが、MIPの挨拶をするなんて。」ということを気にする昭和世代のノリの意見もあるでしょう。しかしスタンドに駆けつけて頂いた400人近いファンの皆様に、一言「申し訳ありませんでした!」と軍隊的に敗戦を締めくくるシーンを見るより、多くのファンの立場になれば、(試合は負けたけれども) 当日の試合で最も活躍した選手のスピーチを聞き、帰宅の途につく方が、「また試合を観戦に来よう。」とポジティブに受け止めてくれるように思います。

これを一つの例に、ブルザイズはその30年の歴史で様々な「観戦者(顧客)視点の ”Like No Other”、すなわち 「他にない取り組み」取り組みをやってきました。

①秋の試合観戦は寒いので、少し体が熱くなるように、ブルザイズの観客にはワイン1杯をプレゼントした(ワインメーカー勤務の選手が、会社のサンプル等を利用して実施)
②Jリーグで見るようなビッグフラッグ(横断幕)を会員の方がひとりで自作し、会場みんなで盛り上がるようにした
③観客との距離をより縮めるため、チアがスタンドの中で応援(甲子園高校野球スタイル導入)
④スタンドのファンによるゲームMVP/MIPの選出
⑤練習場所の大学のブラスバンド部に試合に来てもらい、アメリカのカレッジフットボールのような雰囲気を醸し出して応援
⑥企業グランドでの試合が当たり前だったころ、リーグ戦の良いスタジアムの有料試合を、チーム内のボウルゲーム扱いとし、選手全員が友人・知人・家族をスタンドに呼んで、最終的に1000人を超える観客を集めた
(1997年メトロポリタンリーグ最終戦 vs 電通 サヨナラFG 28vs 27 にて勝利。)

…等々常に観客の方と一体になって応援する、それに選手は応えるというスタイルでやってきました。こうした取り組みを実際に積み重ねてきたチームはなかなか存在しないと思います。

※熱烈なファンが、ひとりで作成してくれた「牛ロゴ ビッグフラッグ」。

今回行っているプロジェクトで「応援で勝利を後押し」をテーマににしているのも、こうしたチームの歴史、自らの創造力で新たなものを創り出すというチームのDNA、をふまえてのものです。だからこそ、このプロジェクトは絶対に達成せねばならないと思っています。


Fourth、最後までやりきるために

最後の1週間、チームの各選手・運営スタッフには、最後のひと声を友人・知人・家族にかけて行って欲しいです。
また、このページをご覧の方々も、ぜひ取り組みに一緒に参加いただきたいと思います。1人で見るより2人、3人…と多くの人数で見るほうがアメフトは楽しいです。ルザイズにはスタンドに名物MC長谷川君がいますので(参考リンク)、ルール説明と同時に選手紹介も観戦中聞くことができるのでルールがわからなくても、大変楽しめます。
今回はシーズン前にリターン品をお届けしますので、会場で初対面の『クラファン仲間』で楽しむこともできます

クラウドファンディングはマーケティング視点で考えると、「商品、サービスを実際に販売する前にコミュニケーションをしながら顧客・ファンづくりを行っていく。 」ことです。
今回のプロジェクトを通じ、私たちがX1-Areaでは最大のファン・後援会員を持つチームとなり、満員のファンの声援に勇気を頂きながら、試合に勝っていくチームになりたいと思います。

最後の1週間、ご支援よろしくお願いいたします。 GM岸原

Photo by @fumisan23