■新生ディアーズに受けた刺激
品川CC ブルザイズのクラウドファンディングをご覧頂きありがとうございます。また既にご支援いただいた皆様、誠にありがとうございます。#4 TEの角田と申します。
2022年7月13日、サッカーのアルビレックス新潟などのチームを持つNSGグループが経営権を取得し、長らく東京都調布市を本拠地としてきたディアーズが、新潟県胎内市を本拠地とする胎内ディアーズに生まれ変わりました。新生ディアーズの代表取締役に就任したのは髙橋孝輔さん、僕の大学アメフト部の3つ上の先輩です。 (本件に関する髙橋先輩のnoteです)
シンプルに、刺激を受けました。この時、僕の所属する品川CC ブルザイズがクラウドファンディングを始めました。スポーツビジネスのスの字も分からない僕ですが、自ら考え尽くし、発信してみれば何か始まるかもしれない、そう思ってこの文章を打ち始めました。
■ブルザイズだからこそ、都心=品川で観戦できるアメフトを実現したい
少しだけ僕自身の話をさせていただきます。僕は東京ドームのある東京都文京区で育ち、母親の家系は巨人ファン。野球、特に東京ドームでの野球に触れることの多い幼少期でした。ただ、松井秀喜に憧れて野球を始めるも、東京ドームでプレーすることは夢のまた夢。大学入学時には野球を辞め、アメフトを選びました。しかし、野球から離れてしまってから10年後の2018年、僕は主将として、東京ドームでプレーしていました(当時は別チームに所属)。試合は完敗でした、そして家族が愛した野球ではありませんでした。しかし東京ドームの試合に家族を招待し、息子が東京ドームの真ん中でプレーする姿を見てもらうことが出来ました。これを喜んでもらえたことは、僕にとって忘れられない経験です。
話を戻します。最近ではアメフトもオンライン中継が発達してきました。月曜からアメフト様など、関係者の取り組みには頭が上がりません。でも自身の過去の経験から、「試合会場に観に来てもらう価値」はまだまだ伸び代があると感じています。 観に来てもらうためには複数の要素があると思います。まずは競技・選手そのもののレベルが高く、観てみたいと思えること。デカく速くあることを選手としてもっと突き詰めなければいけないです。その他にも、会場そのものにエンターテイメントの要素があること。プロ野球のボールパーク構想はこの代表例で、野球を知らずとも球場に行くのが楽しいというものです。
画面一番左 #4 がTE角田選手
あと、何よりも超えなければならないのは物理的な距離、すなわち自分の生活圏の近くで観れることです。 その観点において、未開の地を切り拓いた胎内ディアーズ、その他にもここ数年でXリーグに加盟した福岡サンズ、茨城セイバーズ、琉球ガーディアンライオンズの関係者の方々が超えてきた壁は計り知れないです。その一方で、東京に生まれ育った僕にとっては、もっと都心部でアメフトの試合が増えればもっといいのにという想いも捨てきれません。 関東圏の試合が行われる富士通スタジアム川崎は、品川からなら東海道線で1駅とアクセスは良好、スタジアム自体も非常に良いスタジアムです。でも品川で試合が出来れば、山手線沿線なのでもっと多くの人にとって観に来やすく、アメフトに興味がない、ふと品川を訪れただけの人にも興味を持ってもらえるかもしれない、という可能性は捨てきれません。品川に本拠地を置く品川CC ブルザイズだからこそ目指せる可能性だと思っています。
ただ、品川もまだアメフト未開の地であり、品川でアメフトをするためにはまだ多くの課題があります。その課題を乗り越えるために、まずは品川CC ブルザイズの取り組みに賛同していただける、応援していただける多くの仲間が必要です。 いつか来る将来のために、品川CC ブルザイズは「今目の前で出来ることをやり切る」ことを重要視し、リーグ戦全勝・魅力的な観客席作りに全力で取り組んでいます。是非、一人でも多くの方に品川CC ブルザイズに賛同いただき、ご支援いただけますと幸いです。