連日、暑い日が続きますね。
さすがに昼間はあまりの暑さに外出を控えるようになりましたが、
やっぱりお店が気になり日が落ちた後に様子を伺いに行きました。
店内の灯りを点けると床に木くずが沢山落ちており、
ふっとカウンター見ると縁を綺麗に削ってありました。
これは以前解体する前に業者の皆さまと打ち合わせをしていた際に
大工さんが「大将も愛着がある店だから、残せるものは残して生まれ変わらせよう」と
仰っていただいた言葉を思い出しました。
確かに愛着はありましたが、綺麗に作り直してまたお客様をお迎えしなければと言う思いと
全く先が見えない頃の話だったので不安な中で、大工さんがなるべく私の負担を減らそうと
かけてくれた言葉でした。
本来なら解体して作り直した方が早かったり、やりやすかったはずです。
ですが私を気遣っていただき、あえて縁を削り平らにしてから化粧板を貼り整えて
カウンターはそのままにリフォームする、という大変手間な作業を選んでくださいました。
しかも私の見えないところで黙々と作業してくださってたんですね。感謝感謝です。
本当にありがとうございます。