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「私たちの『表現の不自由展・その後』」@名古屋。失われた4日を取り戻す!

2021年暴力によって2日で中止となった市民による「私たちの表現の不自由展・その後」を2022年開催します。 場所:市民ギャラリー栄 8階展示室 期間:2022年8月25日(木)~28日(日) 午前10時~午後7時(各回50分で入れ替え制)*28日(日)は午後4時まで

現在の支援総額

1,031,000

103%

目標金額は1,000,000円

支援者数

113

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/07/25に募集を開始し、 113人の支援により 1,031,000円の資金を集め、 2022/09/21に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,031,000

103%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数113

このプロジェクトは、2022/07/25に募集を開始し、 113人の支援により 1,031,000円の資金を集め、 2022/09/21に募集を終了しました

2021年暴力によって2日で中止となった市民による「私たちの表現の不自由展・その後」を2022年開催します。 場所:市民ギャラリー栄 8階展示室 期間:2022年8月25日(木)~28日(日) 午前10時~午後7時(各回50分で入れ替え制)*28日(日)は午後4時まで

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「私たちの『表現の不自由展・その後』」閉幕にあたって

 「私たちの『表現の不自由展・その後』」は8月28日(日)に4日間の会期を終え、昨年の7月8日に中止を余儀なくされ失われた4日間を、1年以上の期間を経て取り戻すことが出来ました。

 あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」中止以降、歴史改ざん主義者らによる脅迫を含む攻撃などによって、公共施設では歴史的事実にもとづく作品、とりわけ日本の植民地支配や戦争責任に関係する作品、天皇および天皇制に関する作品が出品される展覧会が各地で中止や自主規制に追い込まれてしまいました。

 本来、公共施設および公的機関が主催する展覧会でこそ「表現の自由」が高度に保障されなければ、私たちの社会の公共財である「表現の自由」は機能することが出来ません。にもかかわらず、実際には芸術家や作家の表現する権利、そして市民の鑑賞する権利は侵害されつづけてきました。

 今回、「私たちの『表現の不自由展・その後』」が実現したことは、失われた4日間の回復を通じた「表現の自由」と「歴史の事実」の、ささやかだけれども貴重な回復であったと考えます。そしてさらにいえば、あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」中止以降に出来た市民や表現者、そして弁護士らによるさまざまなつながりが実現した展覧会であったと考えます。このつながりが行政を突き動かし、公共施設でこそ「表現の自由」を守らなければならないという市民社会の共有財産を守ることが出来たのだと思います。

 今年の展覧会開催にあたり、名古屋市及び文化振興事業団が、憲法や法令、判例規範を遵守し、警察とも連携して、法律による行政の原理に基づく職責を果たされたことに、深い敬意を表します。

 「私たちの『表現の不自由展・その後』」の4日間の期間中、多くの様々な市民が会場に来て下さいました。実際に作品に見て触れたことによって、何をどう感じたのか、これからその真価が明らかになると思います。

 鑑賞に来てくださったみなさんはじめ、協力・関係してくださったすべてのみなさんに深く感謝するとともに、これからも「表現の自由」とりわけ公共施設における「表現の自由」と、日本社会における「歴史の事実」が回復していくことをつよく希望します。

2022年8月29日

「表現の不自由展・その後」をつなげる愛知の会

共同代表 共同代表 久野綾子 磯貝治良 長峰信彦 池住義憲 中谷雄二


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