進捗具合
先にまとめると、大体以下の通りになります。
・組版の進捗は80%
・出版社との交渉は上手くいかなかった
・流通は個人で持つ
結局1周回って自主出版という形式を採用することになりました。
あと、担当の絵師さんから許可を頂きまして、書籍に扉絵を追加できるようなりましたので、少しだけ豪華になります。
3月に入り日々徐々に暖かくなりつつあるように、組版作業も佳境を迎えております。進行具合はおよそ80%程度でしょうか? 残り150頁程度です。組版が終われば、EPUB化して目次の作成などをちょいちょいとやって完成します。書籍化に関しては終わりが見えてきています。
それから、流通として利用できないか問い合わせしていた出版社の反応ですが、出版社が秘匿していた作業を全部やってしまったせいか、雑な対応でコミュニケーションが途絶えましたので、交渉を打ち切る事にしました。想定出来ていた範囲といえ、ちょっと残念に思っています。結局騙す事を前提でしか利益を得られない業界なのかもしれませんね。業界全体がとまでは言いませんが、非常に残念です。
自主出版を選んだのにはもう一つ理由がある
実は出版社との折り合いがつかなかった以外にもう一つ理由があります。何かと言うと、出版社を通じて販売した場合、仮にですが倒産した場合書籍の販売権どうなるのかという点です。当然、最悪売れなくなります。平たく言うとコンテンツをひとつ失うことになります。取り戻す事も可能でしょうが、余計な労力を割くことになります。
昨今の経済情勢から鑑みると、出版社の倒産はあり得ないわけじゃない。起こりえる事態だと考えると、個人で流通まで管理してしまった方が安全だろうと考えました。
まあ、デメリットとしてあるのは、ブランド力がないという点、平たく言うと無名の誰かのままということです。当面の課題はどうやってブランディングしていくかということででしょう。致命的な弱点ですが、克服するためにあらゆる手を尽くすまでです。
無事販売が終われば、本格的に作品つくりに集中するのと、個人でメディミックスするための方策を考えてみます。ある程度予測は付いていますが、実際に業界の人間と話して構想を練っていこうかと思います。
進みが遅いでしょうが、頑張っていきますので公開中の作品共々応援よろしくお願いします。