「創業110年の茶商から新提案! 「お茶をまるごとタベル」新しい愉しみ方を見てくださりありがとうございます!
皆さんは世界農業遺産である静岡のある農法を知っていますか?
知らない方も多いと思いますので、しっかりと魅力をお伝えしますね!
静岡のお茶がおいしい訳を覗いてみてください☆
■「茶草場農法」とは
茶草場農法とは、茶園の隣り合う畝の中心から中心までにススキやササを主とする刈敷きを行う伝統的農法のことです。
この茶草によって、茶の味や香りが良くなると言われているのです!!
静岡県の茶栽培では、秋から冬に掛けて、茶園の周辺にある【茶草場】の草を刈って茶園の隣り合う畝の中心から中心までに敷く作業が行われています。
夏にはただの草むらにしか見えない茶草場ですが、秋になるときれいに草は刈られ、刈られた草が束ねられて干してある風景を見ることができるんです!
その光景もとてもキレイですよ!
■茶草場農法の歴史
茶づくりへのこだわりが、日本から失われつつあった里山の草地の環境を守り続けてきた大切なモノなのです。
【静岡の茶草場】のような風景は、昔は日本中どこにでも見られた、ありふれた里山の風景でした。一昔前であれば、農村では、刈った草を肥料として田畑に入れたり、牛や馬の餌にしたり、かやぶき屋根の材料としたのです。
このような人の手によって維持管理されている草地環境は「半自然草地」と呼ばれています。 1880年代の記録では、国土のじつに30%もの面積が「草地」として利用されていたほど規模が大きかったんですね。
ところが、農業や人々の生活が近代化すると里山の資源は使われなくなり、人の手が入ることで美しさを保っていた「半自然草地」も放置されるようになってしまったのです。
そして、全国的に見られた半自然草地は著しく減少し、それらの草地をすみかとしていた多くの動植物が絶滅のピンチ!
そのような中で、静岡県では草刈場が脈々と維持されてきました。
広大な一面の草地があるわけではないのですが、航空写真で見ると茶園と茶草場とがモザイク状に分布していることがわかります。
草を敷くことによって、茶の品質がよくなることから、茶農家の方々は手間ひま掛けて、草を刈り、草を敷いてきました。
この茶づくりのこだわる思いが、日本から失われつつあった里山の草地の環境を守り続けてきたのです。
そんな伝統もあり、美味しさを守り続けてきた農法で今回のプロジェクトのお茶は作られました。
美味しさの秘訣はこの農法でもあったのです。
この希少な伝統ある農法で育てられたお茶はきっとあなたの口に合うはずです。
そんなお茶は全品定価の10%OFFでリターンを揃えています!
気になった方は是非このお茶を体験してみてください☆
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▽プロジェクトページ▽
https://camp-fire.jp/projects/view/608409?list=watched
▽ホームページ▽
https://www.yamamo1911.co.jp/