2022/10/24 06:21

みなさま、

おはようございます。
とらいふ武蔵野・運営企画推進室の井口でございます。



現在、毎週1回のペースで、「クリーンむさしのを推進する会」の志賀会長とT様に、とらいふぁーむにお越しいただいています。


園芸に関してほとんど無知と言える私たちに対して、
お二人から、どのような種苗を選び、育てたらよいかといったアドバイスをいただいています。


そうしたアドバイスのひとつに、「育て始めた植物たちの生育状況を確認していただく過程」があります(上記の写真のようすがそれです)。


一週間のあいだ、「しっかりイモムシのタマゴ取りをしていたか」「こまめに水やりをしていたか」「きちんと間引きをしているか」など、チェックしていただく項目が多数あります。


これが、私たちにとって、まるで「週に一度の行政監査」を受けているようで、緊張する時間となっています。


私(井口)は、いろいろと質問を受けるたびに、「ちょっと今週は忙しくて...」や「雨が続いていたので...」と、それっぽい理由を述べて、なまけ者の自分を擁護しようとするのですが、(当然)そうした口上は、お二人にも、植物たちにも、ぜんぜん通用しません。T様からは、「だめじゃないか!」と、叱咤されることもしばしばありました。


「怒られる」というのは、幸せなことです。とらいふぁーむのことを真剣に考えていただいているからこそ、「怒ってもらえる」と思うからです。とはいえ、怒られたら、反省しなければいけません。。


「支援してくださった方々の期待を裏切ってはいけない」という、心地よいプレッシャーも相まって、私たちは少しずつ作業に慣れていくことができています。いま、とらいふぁーむの植物たちは、順調に成長期に入ろうとしています。



初めての収穫祭は11月23日(水/祝・勤労感謝の日)です。間に合うかな?



一昨日の監査では、T様から、「これが順調にいったら、来年は『つるもの野菜』の栽培にもチャレンジしてはどうか」というアイデアをいただきました。


つるもの野菜は、「簡単に育てることができる」「放任で大きく茂る」そうです。なんと良い響きでしょう!


でも、V字型のプランターに、どのように支柱を立てるのか、という問いが生じます。

そこで、以下の写真のような方法を創案しました。



上階のバルコニーのフェンスからネットを吊るすかたちであれば、グリーンカーテンにもなるのではないでしょうか。きゅうりやゴーヤなどを栽培して、入居者さんたちに喜んでいただけたらうれしいです。


志賀会長からは、「市内でホップを育てているところがある」という話をお聞きしました。とらいふぁーむの奥のほうでホップを育てて、収穫祭で乾杯する、なんていうことができれば、夢のような話です。


前例のない事業を推進するとき、私たちは、法・制度的に、あるいは倫理的に、検討しなければならない事柄にたくさん向き合うことになります。くじけそうになるとき、みなさまからの温かいお声がけに、いつも大きな力を頂いています。


とらいふぁーむの地ビールを飲んで、ほろ酔いになっている仲間たちを想像しながら、少しずつ、計画をふくらませていこうと思います。





今日の武蔵野市は、午後から晴れの予報が出ています。
素敵な月曜日をお過ごしください。



とらいふ武蔵野
井口 佳亮