皆さんこんばんは。
昨日通勤途中に梅の花を見つけて、なんだか嬉しい気持ちになりました。
寒い日が続いていますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
今晩は皆さんに、とらいふぁーむの生ゴミ堆肥作りの経過をご報告します。
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とらいふぁーむの生ゴミ堆肥作りは、2月でスタートから丸1年が経過します。
厨房から出る野菜くずを、日曜日と木曜日の週2回、休むことなく2つの堆肥ボックスに投入してきました。
▼生ゴミ混入の様子
1月末で、投入回数は103回、投入した野菜くずの総重量は約1200kg(1.2t)になりました。
ゴミ収集車の積載量は2tなので、1.2tということは、ゴミ収集車の約6割分のゴミ削減ができたことになります。
当初の目標は、堆肥ボックス1基につき300kg(2基で合計600kg)だったので、ちょうど倍量の生ごみを削減する結果になりました。
(やったー!)
ちなみに、1.2tの生ゴミ処理で発生するCO2排出量は
焼却した場合・・・約2,461kg
堆肥化した場合・・・約21kg
つまり、2,440kg(体積にして25mプール2杯分)のCO2削減に繋がったことになります。
環境負荷低減はとらいふぁーむの重要なコンセプトの一つであり、目に見える結果を皆さんと共有でき、とても嬉しいです。
そして、
この堆肥作りを通して、目に見えない素敵な効果も生まれています。
その一つが、
『給食委託会社LEOC(レオック)の皆さんととらいふの職員が、顔の見える関係になれたこと』です。
忙しい中、野菜くず集めと計量をきっちりこなして、とらいふの職員が投入を忘れているときには声をかけてくれるLEOCの皆さん、いつもありがとうございます…!
そしてもう一つが、
『生ごみ堆肥づくりの作業が、皆で楽しく汗を流す健康づくりの機会になっていること』です。
クリーンむさしのを推進する会の皆さんの活動に間近に触れ、皆さんがいきいきと健康的なのは、長年各所でこのような活動を続けていらっしゃるからだ、と確信するようになりました。
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生ゴミ堆肥づくりの2年目を迎えるにあたり、私たちは新たな挑戦を始めます。
それは、堆肥ボックスへ食べ残し(残飯)を投入するということです。
残飯を使うことで、生ゴミの減量はもちろん、蛋白質が含まれるようになることでより良い堆肥が出来上がるそうです。
残飯の場合、回収や保管が野菜くずのようはいかないと想定されるため、どうすれば上手くいくのか、皆で考えながら進めていきたいと思います。
残飯投入に先立ち、堆肥ボックス3号基の製作が始まりました。
3号基は、生ごみの減量のため長年活動を続けているクリーンむさしのを推進する会のMさんから名前をいただいて、「あきら君」と命名しました☺
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とらいふ武蔵野では、2月1日から大幅な面会制限緩和を予定しています。
これから暖かくなるにつれて、入居者・家族・地域の方々・職員の交流の場として、とらいふぁーむが皆さんに活用していただけることを願っています。
明日からは少し過ごしやすい日が続くようです。
皆さん、素敵な夜をお過ごしください。
とらいふ武蔵野
河原優子