2022/10/16 21:00

愛知県岡崎市在住の

看護師・保健師・小児スリープコンサルタントの小嶋です。

今回は、「母親が頑張れば済む問題ですか?」の続編となります。



私自身の娘は、生後4か月で激しい夜泣きが始まりました。

それまでまったく、乳幼児の睡眠について無知だったかというとそうでもなく、


新生児の時点から

「あれ?赤ちゃんってもっと寝ると思ってた」

「なんで毎回寝る前こんなにぎゃんぎゃん泣くんだろう」

くらいには、育児の洗礼のごとくグズグズされていたので、

生後3週めくらいにはすでに、それなりに情報収集をして、乳幼児の睡眠について知識を集めていました。


当時、まだCISAの設立前でした。



おこがましく、恥ずかしい話なのですが


自分はもともと仕事でわかってるから!と

ある程度の知識があると過信していたので

目についたネントレ関連の本1冊と

それなりのネットサーフィンのみで

睡眠のメカニズムや赤ちゃんの特性、そして

寝かしつけのいろはを完全攻略できた気になって過ごしていました。


現に、娘が2ヶ月になるころには

朝はぴったり7時に起き、測ったように4回のお昼寝をして、夜はぴったり19時に寝て

なんと、そのまま朝までぐっすりの夜通しねんねする子になっていたからです。



そんな天狗の鼻をへし折る出来事が、

睡眠退行。

(※生後4か月頃に頻出。睡眠サイクルの発達や感覚機能の発達により、
今まで眠れていたのに、すぐ起きる、なかなか寝ない、夜泣きをするなどのトラブルが起こりやすい)


続きます。