こんにちは。
Colorbath・クラファン担当の櫻井です。
10月11日の投稿で、私たちがコーヒーづくりに取り組む理由や、生産地までの道のり、現地の風景についてお届けしました。
さっそく始動している村民コミュニティでも「コーヒーがどうやって作られるのか知りたい!」という声が数多く寄せていただいています。
今回と次回は、「農家さんの"手間ひま"を伝える」をテーマに、コーヒーが造られる工程の一つ一つを、丁寧にお届けしていきます。
楽しんで読んでいただければ嬉しいです^^
Colorbathが主な活動拠点にしているのは、カトマンズから車で5〜6時間山道を進んだ先にあるカブレ県の二つの農村。
現在本格的にコーヒーの生産が進められているのは「トゥロポカラ村」で、Share Villageの舞台となるのもこちらです。
コーヒーは、「苗を育てるのに1年、苗を植えてから収穫ができるまで3年」と、根気とコツコツした積み重ねが大切な作物でもあります。
今回は、これらの行程のうち「苗植え」「収穫」「精製」「乾燥」についてご紹介。
後半部分は、次回の記事「サルシュカルカ工場ツアー」をお楽しみに。
①苗を育てる〜苗を植える
まずは、専用の畑で1年間苗を育て、畑に植えます。
②収穫をする
乾季に当たる12月〜3月にかけて、各農家さんで収穫をおこなっていきます。
同じコーヒーの木になる実であっても、同じタイミングで熟すとは限りません。
全体がワインレッドになっているものが理想的なので、その見分け方のコツを、農家さんたちと一緒に学んでいきます。
【動画】熟し具合を見極めながら収穫を行います
【動画】手作業で丁寧に、高い品質の豆を選びます
②精製をする
収穫された真っ赤な豆は乾燥し、「精製」という行程で果肉を取り除いていきます。
この段階の豆は、「パーチメント」と呼ばれます。
【動画】コーヒーの果実から果肉部分を取り除きます
③乾燥させる
果肉が取り除かれた豆は、乾燥棚の上に並べられ、14日間ほど乾燥されます。
【動画】乾燥棚の上に、豆をバランスよく並べていきます。
【動画】棚が足りなくなった場合は、みんなで協力して作っていきます。
こうして乾燥されたコーヒー豆は、一定期間熟成され、その後「脱穀」「選別」のプロセスを経て、多くは「生豆」と呼ばれる状態で輸出されます。
次回の記事では、トゥロポカラ村と同じくカブレ県にあるサルシュカルカ村で9月に撮影された「工場ツアー」の動画を通して、コーヒー生産の後半のプロセスがどのような場所でなされるか、ご紹介します。
お楽しみに!