2023/03/03 22:26

キリマンジャロ登山の後、コーヒー農家さんのご自宅にホームステイをさせていただきました。

今回のクラウドファンディングで、5,000円以上のご支援をいただいた皆様に、リターン品のコーヒー豆をお送りさせていただきます。
このコーヒー豆は、キリマンジャロ山の麓、ロレ村のムリンゴさん達が丹精込めて作られたものです。
このコーヒー豆がどのようにして作られるのか、みなさんにお伝えしたいと思います。

こちらが、コーヒー畑です。
バナナの木の木陰で、コーヒーが育っています。
コーヒーは、剪定をして、人が収穫しやすい高さに保たれています。
バナナ、コーヒー以外にも、芋、アボカドなど、一つの畑にいろいろな作物が植えられていました。そうすることで、特定の虫が集中して来ないようにしているのだそうです。

これがコーヒーの花です。


コーヒーの実です。赤くなったら収穫します。

実を取り除くと、コーヒーの種が出てきます。

これを洗って、乾燥させます。

次に、杵と臼でトントンついて、外側の皮を取り除きます。

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次に、ざるを使って、皮を吹き飛ばします。

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種の皮が取れるとこうなります。
コーヒー豆の焙煎前の状態です。

この豆を焙煎します。
大きな石を3つ置いただけのかまどで、豆を火にかけて、ひたすらかき混ぜ続けます。
バナナの木の下で。

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焙煎した豆がこちらです。

豆を注文された方には、こちらの豆が届きます。
ここから、粉にする作業です。
私は、電動のミルで粉にするのだと思っていました。しかし、ロレ村には、電動ミルが無いそうで、昔ながらの方法で粉にしているのです。


そして、ある程度細かくなったら、ふるいにかけて、粗い豆を選別し、粗い豆は再度、臼に戻して、杵で打つ、これを延々繰り返します。

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作業は、真っ暗になっても続きました。


こんなに大変な作業をして、ロレ村のみなさんが心を込めて作ってくださったコーヒー豆です。
もう、美味しくないはずがありません!!!

作業風景を見ていただければわかると思いますが、このような手作業ですから、市販の豆のようにむらなく焙煎された豆ではありません。
また、電動ミルでひいたような、きめ細かい粉ではありません。
ご了承いただければ幸いです。

このコーヒー豆が、昨日(3月2日)、神奈川県の自宅に届きました。

明日(3月4日)に豆を袋詰して、支援者のみなさまに発送いたします。

3月19日の報告会にご参加いただける方は、コーヒー豆を手渡しさせていただきます。(送料削減のためです。ご了承ください。)
それ以外の方は、コーヒー豆の到着をお楽しみに!!!