巡礼の生活に慣れるのに精一杯で、活動報告の更新が滞ってしまいました。
8/2に出発地のサンジャンピエドポー(フランス)を出て以来、1日約25kmのペースで、歩みを進めてきました。
フランスとスペインの国境、ピレネー山脈を超えて、スペインのナバラ州に入り6日間かけて、そのナバラ州を横断しました。(この部分の様子は別の投稿で発信しようと思います。)
そして舞台は、ラ・リオハ州へ。
8/8(月)に、ラ・リオハ州の州都、ログローニョへと到着しました。
こちらの、ラ・リオハ州、中には聞いたことのある人がいるのではないでしょうか?
ここは、スペイン北部、ワインの有名な産地です。
この産地は世界的にも有名で、500以上のワイナリーがあるそうです。巡礼のルートにもいくつかのワイン工場がありました。
ラ・リオハ州に入ると、歩く道の景色も少しずつ変化し始めました。
自分が特に気になったのは、「土の色」。
赤色の土壌になり、「きっとこれがブドウの栽培に適しているのだろう」と、思いました。
土の質と、北スペインの気候、他にもいろんな条件が合わさり、上質なワインが造られる環境になったんだなと考えると、地学や地理の授業で学んだことが、スっと頭の中に入る感覚を感じました。
やっぱり
教室の中で机に向かって本を読むだけが勉強ではないんだな。自分の目で実際に見ることで始めて、自分事に置き換えることができるんだ。
と思いました。これは何においても言えるかもしれませんが…。もうほぼ大学生活も終わりがけで、この事に気が付くのもなんとも皮肉な気がしますね(笑)
他にもたくさんお伝えしたいことがあるのですが、今回はこのあたりで。
是非また次回の更新をご覧ください!