<はじめに>
23年前、何もないところから勢いだけでスタートした小さなアジア雑貨の店が、移転を経て、人気古民家カフェへと変化していった軌跡をまとめました。タイトルは「本気で好きなことだけやってたら 人気古民家カフェができちゃった」。
なぜ本を出すのか、なぜプロジェクトをやろうと思ったのか、これからお話しさせてください。
お餅つき、楽しそうな写真でしょ? 年末の地域食堂の時、農薬を使わないで餅米を作っている農家さんに来ていただいて、みんなでつきたてのお餅をいただきました。美味しかった〜!
古民家レストラン&イベントスペース風楽(ふら)では、毎月一回地域食堂&小さなマルシェを開催しています。
レストランなのにいろんなイベントをやっている風楽は農村の小さなコミュニティ。
好きなことを続けてきたら、そんな素敵な場がいつのまにかできていました。この度、そんな風楽の23年の歴史と私の思いを書き綴り本を出版することになりました。タイトルは「本気で好きなことだけやってたら 人気古民家カフェができちゃった」(幻冬舎ルネッサンス新社)。
本の出版を機に、これからコミュニティやカフェを創りたいと思っている方たちへの後押しとなる講座なども企画したいと思っています。
・・・とは言っても出版に向けて、経費がとてもかかるため、ご支援をお願いしたいとクラウドファンディングに挑戦することにしました
<この本を読んでほしい人>
好きなことを仕事にしたい人
コミュニティ創りに興味のある人
起業したい女性たち
シングルマザーで頑張っている女性たち
コミュニティビジネスに興味のある人
元気になりたい人
安心安全な美味しいものが大好きな人
風楽や古民家が好きな人
失敗をおそれず、ワクワクしながら人生をデザインしたい人etc.
ぜひこの本を手に取ってみてください。あなたの中の何かが動き出すかもしれません。
<このプロジェクトで実現したいこと>
「本気で好きなことだけやってたら 人気古民家カフェができちゃった」(幻冬舎ルネッサンス新社)を出版します!
既に2回目の校正を終え、8月中旬にはゲラもでき、11月に出版される予定ですが、一般書店にも流通できるよう出版するとなると、かなり著者負担金があるので、その資金をご支援いただければと思っています。
39歳で「風楽」(ふら)という店を起業して23年が過ぎ、いつのまにか還暦を超えてしまいました。知識も経験も資金もないシングルマザーの私が勢いだけで起業した店が、まさかこんなに長く続けられるなんて・・・。
当時はただ、子どもたちを育てるためだけに無我夢中で仕事をしてきましたが、人生の節目ごとに移転のタイミングが訪れ、その都度、店の経営スタイルが少しずつ変化し、私自身の仕事に対する意識も変わってきました。
風楽の軌跡は何もないところから始めた私の成長の軌跡とも重なります。
自営業という生き方を選び、個人の小さな思いを反映した場所を創り、育て続ける・・・。
そして、そこに集まる人たちに喜んでいただけるよう、さまざまなイベントや講座を企画してきました。
雑貨店であっても飲食店であっても、絶えず変化し続け、イベントなど多目的に自由にいろいろなことができる場所。
そんな店の運営を通して、私は多くを学び成長する機会をダイレクトにいただくことができました。
走り続けてきた23年間。苦労もありましたが、好きな志事を続けて来られて本当に幸せだなあと思います。
今回一つの区切りとして風楽の歴史と私の成長を一冊の本にまとめて出版したいと思い、昨年の秋から原稿を書き始め、今年のお正月はどこも出かけず、原稿を仕上げました。
今、秋の出版に向けて準備をしているところです。
実は今の古民家に移転してから「風楽さんのような場所を私も創りたいんです」と言われることが多くなりました。
そして残りの人生で、そういう人たちに向けて、何ができるだろう?とずっと考えていました。
若いママさんたちから私の人生について何か聞かれたら、その場でお話することもありましたが、もっと多くの人に風楽でやってきたことを知っていただくには、やはり本を出版することが一番だと思いました。
そして本の出版を機に、カフェやコミュニティを創りたい人たちのために、ワークショップやイベントの立て方の講座、カフェの起業講座などを開催し、全国のあちこちに小さなコミュニティが育っていくお手伝いができたらと思っています。
そのためのきっかけになったらと思い、出版を決意しました。
<なぜ本を出版するのか>
風楽という店の経営は、数々の困難や何度ももう無理だというような試練がありました。でもとにかく私は志事が大好き。その志事が続けられるように、いつもぎりぎりのところでサポートが入り、そのたびに多くの気づきがありました。そしていつのまにか、これは自分でやっているというよりも、何かに応援されながら、天の志事をやらせていただいているのではないかと思うようになりました。
「仕事」は「志事」。私が志す生き方は好きな志事をすること=皆さんに喜んでいただく場をご用意することです。
ただただ好きな志事を地味に愚直にやり続けてきました。
振り返ると志事を通して、本当に私はたくさんのことを学び、成長させていただくことができました。
器を作って下支えをする人生って、大変だけどやりがいがあって面白い。
コロナ禍でこれからの生き方を模索している人たちはとても多いですね。
同時に、今後、食糧難や天災がやってくる可能性も大きいと言われています。
今度、10年、20年単位で社会は大きく変わっていくことでしょう。
そんな中で大切なのは自給自足とコミュニティ作りではないでしょうか?
何があっても、そこに行けば大丈夫、誰かに会える、話ができる、美味しいご飯が食べられる、情報が交換できる・・・そんな拠点となるような場所があちこちにあれば、どれだけ安心できるでしょう。
今までの風楽で培ってきた経験を伝えること、また出版を機に、コミュニティの創り方講座やイベントの立て方講座などを行い次の世代の人たちが動く何かのきっかけになれば嬉しいです。
そのための第一歩として本を出版したいと思っています。
<これまでの活動>
2年前、この場所に移転してからはワークショップ、映画会、講演会、コンサート、野外ワーク、料理教室、パン教室など楽しいイベントを今まで以上に精力的に開催してきました。ここに全てはあげきれませんがその一部をご紹介します。参加されたお客さまからも「風楽のイベントはどれも楽しいので全部参加したくなっちゃう!」と喜んでいただいています。
◇菌ちゃん先生の畑の学校
◇お料理教室のお食事タイム
◇アースオーブンでサワドウのパンを焼こう!
◇「もったいないキッチン」上映会&あるもんでガーデンランチ
◇オイスターソース作りワークショップ
◇ヒーリングウクレレワークショップ
◇マコモ料理教室
◇藤原ひろのぶさんお話会
◇魂の歌声 ミネハハコンサート
◇大地の整えワークショップ
◇和ハーブ協会 古谷暢基さんフィールドワーク
◇神宝塩 工藤清敏さんのソルトセラピスト講座にて 朝のスムージー作り
<本の内容について>
風楽は古民家レストランをずっとやってきたと思っていらっしゃる方も多いのですが、実はここに来るまでにはいろいろな変遷がありました。それこそ一番最初は「雇われ店長」からスタート。そこでの失敗と挫折から私は小さなフェアトレードの雑貨店を始めました。もちろん資金もなく何の準備もなく、ただ勢いだけで。そうするしか生きる道がなかったのです。
そんな過去の苦い経験も包み隠さず書きました。今読んでもヒヤヒヤするような?エピソードも満載です(あまりに世間知らずで、無鉄砲で、何も知らなくて・・・穴があったら入りたい!?)。
私が何をやって、何に苦しみ、何に泣き、何に笑ってきたのか、まさに風楽の変化は私自身の変化と成長の歴史と重なります。
ああ、なんというバカな女なんだろう、でもやる気さえあれば、本当に好きなことだけ続けていれば、こんなこともできるんだなって笑いながら、風楽の物語を読んでいただけたら幸いです。
第一章 アジアへの憧憬と初めての店創り
第二章 いざ自然食レストランスタート
第三章 古民家との出会い
第四章 古民家空間風楽のオープン
第五章 愛しい古民家暮らし
第六章 古民家での忘れられない思い出
第七章 台風15号からいよいよ次のステージへ
第八章 人生の最終章のスタート
第九章 質の高いイベントの企画
第十章 風楽で学んだこと
<お友達のNさんが原稿の感想を書いてくれました>
「風楽は大好きな店なので、よくご飯を食べに行きます。でもえい子さん23年も前からお店をやっていたことは知らなかったです。それに最初のお店の経験は本当に大変そうでしたが、失敗しても転んでもただでは起きない?根性がすごいです。ハチャメチャな生き方にはいつもハラハラしますが、でも正直で一途で体全体で丸ごと生きているという感じですね。どうみてもお金はなさそう?ですが、でもお金がなくても、ここまでやれるんだなってわかって、勇気をもらえました。そして少しずつ仕事の仕方や考え方も変わってきて、今はしっかりと宇宙から応援されている。羨ましいです。長いお話でしたが、次はどうなるんだろう?と思いながらあっという間に読んでしまいました。これから講座などもやりたいと書いてあったので、とても楽しみです」
<資金の使い道>
目標:2500000円
キャンプファイヤー手数料:450000円
出版社への支払い:1500000円
リターン費用:300000円
デザイン・販促代:250000円
<リターンについて>
*ご支援いただいた全ての方のお名前(または企業名)を本の巻末に掲載させていただきます(掲載方法は文字のみ)
1万円:新刊本「本気で好きなことだけやってたら 人気古民家ができちゃった」(発送は11月)
2万円:新刊本+風楽の定食券
5万円:A:新刊本+川端えい子の2時間マンツーマン・何かやりたい人のためのコンサル
または
B:新刊本+マンツーマン料理教室
または
C:新刊本+出版記念パーティ参加券
10万円:フリーライターでもある川端えい子があなたを取材しに行きます!あなたのことを書かせてください。
A:新刊本+フリーライター川端えい子による「あなたの活動を原稿に仕上げます 」(プロフィール文にも使えます)
+出版記念パーティ参加券
B:新刊本+「あなたのクラウドファンディングの文章を書きます」+出版記念パーティ参加券
<実施スケジュール>
8月2日 クラウドファンディングスタート
8月31日 クラウドファンドファンディング締め切り
9月 リターン発送(本の発送は11月頃予定)
11月上旬 本の出版
11月中旬以降 出版記念パーティ、リターンの教室やコンサル、取材など実施
12月〜 講座などの開催
<最後に・・・>
現在の場所に移転する前の古民家は2019年の台風で大きな被害があり半壊の判定を受け、店を続けることができなくなりました。それを機に、20年続けてきた店を終わりにする選択もできたのですが、やはり私はまだやりたい、もっとお役にたつ志事をしたいと思いました。そして2020年、新しい活動拠点となる古民家へちょうど還暦を迎える年に移転しました。
60歳で定年を迎える方もいますが、一生好きな志事をしてお役にたちたいと思っているので、新しい場所で、新たな風楽をスタートさせました。あの時もまたクラウドファンディングで改装資金を皆さんからサポートしていただきました。たくさんの方に応援いただけたことを心から感謝しています。
クラウドファンディングの原稿に、移転後のビジョンをまとめたのですが、その思いは今読み返しても胸が熱くなるし、同時にこの2年間で、本当に「食は命を伝える場所を創りたい」という夢が形になってきたので、とても嬉しいです。
還暦というタイミングで店も20周年。本当はそれに合わせて本を出したいと思っていたのですが、台風により移転を余儀なくされ、移転後も新たな場所での活動を構築していくことに必死で、出版どころではありませんでした。
でも2年遅れた結果、その2年間で様々なイベントを開催し、どっしり地に足をつけて活動してきたので、今後何をすべきかということがより明確になっていきました。
今、カフェの営業は月に3〜4回に減らし、その分、イベントや料理教室などを多数開催するようになりました。
世界が変化の時代を迎え、日本人として、今後どう生きていけばいいのか? それらのヒントを食を通して発信し、私たちができることを一緒に考える場を創りたいと思ったからです。
コロナ禍でのイベント開催はリスクもありましたが、感染症対策に注意しながら、こういう時こそリアルに会い、語り合うことで人は元気になっていくのだなと改めて感じました。そしてこれからコミュニティがますます求められていくと確信しました。
予定よりも遅い出版になってしまいましたが、起こることは全てがジャストタイミング!
そういう意味では書きたい内容も方向性も、遅れたことで、より深まり充実したのではないかと信じています。
何かを始めたいと思う人はもちろん夢もありますが、不安もあるかと思います。
子どもが小さい、お金がない、自信がない、夫の協力がない・・・とできない理由を挙げたらキリがありませんが、自分が何のためにやるのかという思いを明確にしていれば、そしてその思いを形にする覚悟さえあれば、外的な条件は乗り越えられるのではないでしょうか。
現に私はそれらの条件が何一つ揃っていない中で、風楽という船を出航させてしまったのですから。
ただバカみたいに本気で、バカみたいに一生懸命に、最初は生活費を稼ぐために働いてきたのです。
最初の動機は稼ぐことにあったとしても、好きな志事を続けていったら、神様というのはいろいろな試練やチャンスを用意しながら、大切なことに気づいていけるよう道を作って下さっているのだなと思います。
いつのまにか風楽で経験する様々な出来事を通して、私は志事とは何か、その答えを見つけられたような気がします。
これらの経緯は全て本の中にも書きました。
一番最初の起業はフェアトレードのアジア雑貨と自然食材の店でした。失敗だらけの買い付け旅行や起業の経緯など、今思うととんでもない経験?!をしてきたので、初めて読んだ方はきっと驚かれることと思います。
そんな23年も昔の出来事をわざわざ書いたのは、あの頃の経験をきちんと見つめてからでないと、次に進めない(語れない)と思ったからです。
だから今の古民家にたどり着くまで、ちょっと長い物語になってしまいました。
紆余曲折を経た末、ようやくたどり着いた自分らしい起業のスタイルと大好きな志事への思い、そして皆さんへのメッセージ。
それを散りばめました。
私にもできたのだから、あなたにできないことはない。だからやってみて。
そんな思いがたくさん詰まっている本です。
出版に向けてかなりの経費がかかりますが、それでもこの経験を一冊の本にまとめて世に送りたいと思ったのは、これから同じようなことをやりたい人たちを応援したいからです。
どうかよろしくお願いします。
これから初めての本を出版しますが、その後、4冊、出したいテーマの本があります。
自分や風楽のことを書くのは多分、これが最初で最後。基本的に私は自分のことを書くよりも、取材対象をゆっくり見つめながら紹介していく方が好きなのです。だから、この本はこれから続く作品の源流になっていますが、今後は私が紹介したいものを取材し、まとめたいと思っています。人生の残り時間はあとわずか。その中でどこまでできるか還暦過ぎのおばさんのチャレンジです。
女性が一人でゼロから志事を構築していくことはとても大変なことです。
でも、女性だからこそできることがきっとはるはず。
好きなことを志事をするって?
思いを伝えるって何だろう?
オンリーワンの場所を創るには?
そんなことを改めて考えるきっかけになる本かと思っています。よかったら手にとってくださいね。
長い文章を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
<川端えい子 自己紹介 >
1960年東京生まれ。
22歳。幼稚園教諭を経て結婚。4児の母となり育児中から生協活動、親子劇場、家庭文庫、自主保育など社会との接点が欲しくて子連れでできることは何でも参加。
30歳。生活クラブの事業を請け負うワーカーズコレクティブを設立し副代表として活動。
35歳。離婚。生活クラブ生協の契約職員として研修施設運営の仕事に携わる。
39歳。起業。フェアトレードとアジア雑貨の店「風楽」を千葉県酒々井町にオープン。アジアを旅しながら買い付けに行き、現地で買ってきたものを店のほか、ギャラリーなどで展示販売。店で毎月コンサートやイベントを開催。
42歳。厨房付きの店舗付き住宅に移転。
自然食レストラン部門を立ち上げる。ギャラリーを貸し出したり、毎月、コンサートや講座などイベントにも力を入れる。平行しながら有機農家の取材に行ったり、月間誌「ぐるっとちば」にレシピを連載したり、読売新聞に毎月二本、タウンウォッチのコラム連載など副業でライター活動に携わる。
49歳。故郷を持たない私は田舎に憧れ、自分で育てた野菜で料理が作りたい、おばあちゃんちがほしい・・・そんな思いから郊外の古民家を探し、修復した後、移転。「古民家空間風楽」としスタート。週末だけのオーガニックカフェを営業しながら、食や健康に関する講座や映画会、ワークショップ、料理教室など毎月、6〜8本のイベントを企画。古民家を訪れた人は年間で千人近くになる。
59歳。2019年11月。風楽という名前で活動を始めた20年目の節目として成田初の市民主体の野外イベント「成田オーガニックフェスタ」を企画。実行委員長となり様々な方から協力を得て大成功をおさめる。その後、台風15号で損傷した古民家の営業を終了。
60歳。成田市内の別の古民家住宅に移転。初めてのクラウドファンディングで資金を集め、リノベーション後、還暦から新たな風楽をスタート。カフェ営業の時間を減らし、その分、CS60や周波数を活用した施術、講座やワークショップ、料理教室などのイベントを中心に活動。移転2年目には年間2千人近くの人が訪れる場所になる。
お年寄りと子どもたちに無料でオーガニックのご飯を提供し、それ以外の方はドネーションというスタイルで自由に集えるオープンカフェ「地域食堂〜soulkitchen風楽&小さなマルシェ」を毎月一回、店舗で開催。
62歳。現在、11月出版に向けて準備中。
趣味は旅、読書、カメラ、筆文字遊び、料理、自然療法を探求すること、ネコともふもふすること。
起きたことは全て自分で選んだこと。だから自分で選んだことには責任を持って生きる。
そして生かされている命に感謝しながら、いつも自分の人生の主人公で在りたいと思っています。
目に見えるものや起こりうる現象と同じくらい、目に見えないものの中に大切なものがあると信じています。
好きな言葉「濁りなき心の水に棲む月は波も砕けて光とぞなる」「おいしく たのしく ありがたく」。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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