お久しぶりです!法政大学赤松研究室です。
久しぶりの投稿となってしまい、すみません。
今年度の秋祭りにてお披露目予定とご案内していましたが、現在工程が終了しておらず、完成にはもう少し時間がかかりそうです。
完成が非常に延びてしまっていること、そしてご報告が遅くなってしまったこと、申し訳ございませんでした。
工期の遅れに関するリターンの内容については、現在研究室内で確認中のため近日中にご報告します。
【今年度の活動について】
今回は今年度、どんな活動をしてきたのかをご紹介します!
今年も月に1~2回のペースでつくばへ行き、自分たちで施工を行いました。
(写真は赤松教授がいらっしゃった時のものです!)
前回までで、計15回ほど行っていました!
4月は、建て方が終わったところからのスタート。
普段見ることのできないお風呂の防水仕上げや壁の断熱材などの作業をしながら、しっかりと機能性を持った建物をつくっていきます。
浴室の洗い場部分にコンクリートを打設した様子
また工程が多岐に渡って行われるようになるにつれて、スケジュールの管理が複雑になってきたので、「ネットワーク工程表」を作成して、一目で発注/作業/それと連携した作業の流れが見えるようにしました。失敗を繰り返しながら、実際の現場で工程を管理する方々の大変さを身にしみて感じました、、、!
そして今年に入ってかなり時間がかかった作業は、ドア、窓などといった建具です。
スムーズに、安全に動かせるように、繊細な設計と施工が必要な建具。縮尺の大きい図面で検討したり、時には模型を作ったり、建具のプロに相談しながらじっくりと進める必要がありました。
こちらは脱衣所にある無双窓という、左右にスライドさせることでスリットを開け閉めできる窓です。擦れる部分を少しづつ調整しながら削り、ようやく完成した時の達成感はひとしおでした!
去年の基礎や建て方にはあまり無かった、現場でも相談しながらデザインや素材を1つ1つ決めていく作業が多くあり、大変ながらもだんだんと材料たちが建築になっていく体験は、非常に楽しかったです!
その分当初のスケジュールからは大幅に遅れてしまいましたが、着実に完成へと近づいております。
最新12/2の遠征での現状はこちらです。
今年度の瓦葺き以外の工程は、ひとときオーナーの野堀さんの手助けを頂きながら全て学生が行いました。
ピカピカの瓦と外壁が、誇らしいです!!
今後の作業は、内装と窓やドア部分、家具などが残っています。
そして大学の研究室は毎年修士2年のメンバーが卒業し学部生が入ってくるため、当お風呂プロジェクトにはじめから関わってきた代の学生はもうすぐ卒業。
来年度も工程表などの管理を徹底し、期間内に完成させられるよう研究室一丸となって取り組んでいきます!
(今年の秋祭りにて OBOGの皆さんと)
それまで、あともう少し見守っていただけると幸いです。
今回のご報告はここまでですが、今後も状況などお知らせしていけたらと思います。
お問い合わせやご質問は、いつでもご連絡ください。