こんにちは。事務局長の新石正治です。
1日目からさっそく応援していただき誠にありがとうございます!!
本日の活動報告は、わたしからのごあいさつです。オープニングスピーチとなります。
ラカイン州北部の最新状況、活動の状況などは明日以降、順次発信していきますので、たのしみにお待ちください。
さて、いよいよ始まりました! クラウドファンディングです!
わたしはクラウドファンディングはNPOにとって晴れの舞台だと思っています。たとえていうなら、これは自主制作した映画が劇場公開される感覚に近いと思っています。
メジャーな作品ではないかもしれない。ハリウッド映画みたいに誰もが共感できて、わかりやすいものではないかもしれない。だけど、わたしたちが本当にたいせつなことだと思い、現地の女性たちやスタッフたちとともに作り上げてきた活動です。クラウドファンディングは、それを広く世の中に訴えていく機会です。
マイナーかもしれないですが、心に響く小作品だと自負しています。そして「なかなかいいじゃん!」と思われた方は、ぜひ周りの友人、家族、知人にもオススメしてください。
もちろん、活動継続のための資金調達が大きな目的の一つです。しかし「それだけじゃない」といいたくて、このようなことを書きました。
わたしたちは、ふだんホームページやSNSなどでじぶんたちの活動を発信しています。そして、そこで出会った方たちといっしょに国際協力活動をすすめています。
じゃあ、なぜ今回じぶんたちのフィールドを飛び出して、わざわざクラウドファンディングをするのか? 自主上映会じゃなくて大劇場で公開するのか?
2つあります。
もっといろいろな人たちに知ってもらいたいからです。そして、晴れの舞台に立つBAJのプロジェクトをいっしょに盛り上げていただきたいからです。
先ほど晴れの舞台だと書きました。それは「ハレ」の舞台ということです。日常とは異なる空気のなかで、溜め込んでいた何かを表出し、肯定し、祝福する場であるということです。つまり、お祭りです。お祭りはいつか終わります。それがお祭りの宿命です。
だから、いっしょに盛り上がりましょう!
ミャンマーにともに思いをはせながら、さいごまでわたしたちのチャレンジにお付き合いいただけたら嬉しいです。
何卒よろしくお願いします。
(2017年8月 マウンドー出張時に撮影。当時のスタッフたちと。右端が新石。ちなみに、このとき以来、私はマウンドーに行けておりません。このあたりのことも今後この場で書いていければと思います)
新石正治(BAJ事務局長)