みなさんこんにちは、相葉です。おかげさまで支援総額が50万円を突破しました。誠にありがとうございます! 大変嬉しいです! まだまだ最後までがんばります!
今日は裁縫教室の授業内容についてお伝えしていきたいと思います。
まず、マウンドー事務所の裁縫教室は朝9:00から夕方17:00まで実施しています。そのうち12:00から13:30はお昼休みです。
授業内容は、裁縫用具の名前や針の使い方などの基本的な内容から始まり、刺しゅうや、ミシンを使ったブラウスやロンジー(伝統衣装)の製作などもおこないます。
BAJの裁縫教室では足踏みペダル式のミシンを使っています。電力供給が不安定な現地ではこのアナログのミシンの方が使い勝手がよく、より長期的に使うことができます。全コース終了後、修了者全員にこの足踏みミシンが寄贈されます。
また、BAJの裁縫教室では裁縫知識だけでなく、キッチンの使い方や清掃などといった衛生知識、エイズや感染症といった疾病予防のほか、栄養や母子保健、ジェンダー基礎などについても学びます。近年人道支援において重視されている性的搾取や虐待・ハラスメントの防止(PSEAH)についても、現地の担当スタッフが訓練生に講習を実施しています。
今回の基礎コースの中では、子ども用の部屋着やブラウスを作製し、終盤には自身のロンジー作製までおこなう事が出来ました。
(応用コースの開講式。マスクを外して集合写真を一枚)
応用コースの中では、ブラウス、ワンピースやスカートを更にバリエーションを加えて作成するほか、ハンカチやコースターの製作も予定しています。
以上、簡単ですが、裁縫教室の様子をお伝えしました。
教室を実施していく上では、事業中の時間だけでなく行きかえりの時間、お昼休みなど普通に過ごす時間なども多くあります。そういう中で交わす言葉や、一緒に同じ場所にいる時間が参加者たちの距離を縮めています。BAJの裁縫教室の目的の一つである現地の人々の融和。短期的に叶えられるものではありませんが、これが実現できるように、今後もこの活動を続けていきたいと思っています。