朝日新聞様より取材を受けました
6月23日、朝日新聞様より取材を受けました。
取材に訪れた方は、メインとして震災に遭った各地域を、震災に遭った子供たちはどのように感じたか。というところを取材しているとのことでした。
その一環として、南阿蘇地域で学習塾とブックカフェを開こうとしている私の取り組みが目についたようで、直接ご連絡を頂き、取材をしていただきました。
結果としては私の取り組みも取り上げてもらったものの、メインは別の切り口でした。
しかし、取材を受ける前にこのことがきっかけで、より深くなぜこの取り組みをしているのか考えることとなりました。
より深く考えた結果とは?
今回、この取材をきっかけにしてより深く考えたこと。
それは、私自身がこの阿蘇に来てから様々な人と出会い、改めて自分の無知さ、世界の面白さを痛感したということです。そして、その面白さを共有したい。と思いました。
剣道が好きで、アルピニストで、日本にまで来る同い年のメキシコの友人。
パイロットを目指し、ブラジルと日本を行き来しながら努力している高校の友人。
東大出身、地質学者、南極観測をしながら三島村の地域おこしをする人。
ボランティアで各地域を回り、避難している人の暮らしをより豊かにする建築家集団。
アフリカ好きで、とにかくかっこいい小エロの師匠。
千葉でうなぎ上りに業績を積み上げていくこれまた同い年の友人。
ドイツから来た哲学好きな音楽家。
不思議なイタリア人(笑)
僕にとっては皆すごくて、正直、彼らの活動に対して羨望と嫉妬、自分の能力に対する悔しさが入り混じった感情がありました。
自分もチャレンジがしたい。そう思うには十分すぎる方々と出会いました。
その出会い、どれをとっても印象的で、自分を成長させてくれる源です。
この体験を伝えたい。基礎学力は当然のこととして、世界には知らないことだらけ、自分自身も知らないことだらけ。だからこそいろいろ勉強してみようよ。
そうやって共に学んでいける場所を作れれば。と思いました。
そして、その学びは日本人だけでなく、様々な国の子供にも門戸を開きたいと考えています。この辺はインドネシアのグリーンスクールと同じです。あるいはISAK様とかですね。規模も何もかも違いますが(笑)
また、こうして多様な考えを持つ子を育てることが、これから世界の最先端の課題に取り組まなければならない日本にとって絶対必要だと考えました。
書き続けると止まらなくなってしまいますので、このあたりで筆をおきたいと思います。
少し長くなりましたが、今の私の思いです。
写真に写っている人たちは?
今回載せた写真には、メキシコ人、台湾人、香港人、日本人、カンボジア人が映っています。なんの垣根も無く、夕飯を共にしました。
こんな光景が日常的にある場所を創る。そんな画を描いています。
以上、内山でした。
最後になってしまいましたが、シェア、資金、パトロンとしてご支援いただいている皆さま。本当にありがとうございます。残り期間は少なくなりましたが、必ずや走り続けます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします!