クラウドファンディング終了まで残り1日となりました!
みなさまにご支援いただいた資金の使い道に挙げている、サテライトイベントの準備を着々と進めております。
今回はサテライトイベントのうちの1つである映画祭のプログラムをご紹介します。
アートの世界を様々な視点で楽しめる映画を、厳選6本ご用意いたしました。アートフェアとともに、ぜひお楽しみください!!
アートフェアアジア福岡 2022|AFAFアート映画祭
ドキュメンタリー映画『塩月桃甫』
監督:小松孝英 2021年/79分/日本
大正10年、塩月桃甫は日本政府側の教育者として台湾に渡り、台湾原住民族やその文化に魅せられていくが、日本は同化政策さらには戦争へと突き進んでいく・・・
激動する時代と矛盾していく自身の環境の中、塩月桃甫はどのような事を思いどのように表現していったのか。監督小松はこの約一世紀前の同郷の画家を追いかけるにつれ、アーティストにとっての「自由」とは何か考えさせられる。
『描き続けて、100歳~画家野見山暁治~』
ディレクター:里山千恵美 製作:RKB毎日放送 2021年/45分/日本
福岡県飯塚市出身の画家・野見山暁治さん。彼の絵は、いわゆる抽象画。そのスケールと、独特の世界観が見るものを圧倒する。
福岡の炭鉱町に生まれ育ち、東京美術学校を繰り上げ卒業すると兵隊となって満州の前線に送られた。戦後、戦没画学生たちの遺族を訪ね、その絵を集める活動を行う。その経験は、彼の心に深く刻まれた。
100歳を超え、なお飽くことなくキャンバスに向かい続ける野見山さんの今と、その思いに触れたい。
『アートのお値段』
監督:ナサニエル・カーン 2018年/105分/アメリカ
いつからアートが商品になったのか?誰が何のために買っているのか?そもそも、アートの値段って何だろう?
『マイ・アーキテクト ルイス・カーンを探して』でアカデミー賞にノミネートされたナサニエル・カーン監督が、誰もが抱くそんな疑問を美術界の有力者たちにダイレクトに投げかけながら、アートとお金の関係を探るドキュメンタリー。
『草間彌生∞INFINITY』
監督:ヘザー・レンズ 2018年/76分/アメリカ
芸術への情熱を理解されなかった家庭環境、第2次世界大戦下の日本での生活、単身アメリカへ渡って以降も芸術界における人種や性の差別、自身の病...草間彌生に降りかかるさまざまな困難。
それらを乗り越えて70年以上にわたり創作活動にすべてを捧げた彼女は、さまざまな分野で輝かしい功績を残してきた。草間彌生の知られざる過去をアメリカ人女性監督の視点で切り取っていく。
映画パンフレット限定50冊!映画受付にて販売します。
『ハーブ&ドロシー1 〜アートの森の小さな巨人〜』
監督:佐々木芽生 2008年/87分/アメリカ
郵便局員のハーブと、図書館司書のドロシー、夫婦共通の楽しみは現代アートのコレクションだ。選ぶ基準はふたつ。
(1)自分達のお給料で買える値段であること。
(2)1LDKのアパートに収まるサイズであること。
公務員のふたりがいかにして膨大なコレクションを築いたのか?― その秘密を明らかにしながら、次第に“ほんとうに豊かな人生”のあり方を浮き彫りにしていく。
実在する現代アートコレクター、ヴォーゲル夫妻を追った感動のドキュメンタリー作品。
『ハーブ&ドロシー2 〜ふたりからの贈り物〜』
監督:佐々木芽生 2013年/87分/アメリカ
前作『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』の続編として、夫妻の人生とコレクションのその後を追う。
夫婦のコレクションは半世紀を経て5,000点近くまで増え、国立美術館でも収蔵しきれなくなり、全米50州に散っていく。
この前代未聞のアート寄贈計画を、夫妻及びアーティストはどんな思いで受けとめるのか? 地元の反応は?
前作と同様、一見難解で近寄りがたい現代アートの世界を、この類い稀なコレクター夫婦の視点と、全米に散って行った二人の膨大な作品群を通して、ぐっと身近に紹介する。
【AFAFアート映画祭開催概要】
会場:福岡国際会議場 4F
入場料:無料
残り日数が僅かとなりましたが、過去最大規模のアートフェアアジア福岡をみなさんと創るために、引き続きクラウドファンディングの応援のほどよろしくお願い致します!