こんにちは。弓削田です。いよいよ、公演まで、あと8日になりました。今日はパンフレットを作っておりました。今回の第二部の「ミュージカル」は、佐賀県をミュージカル県にしたい主人公が仲間とともに、困難に立ち向かうお話です。今回だけ観ていただいても、シンプルなお話なので、話はわかるようになっておりますが、昨年12月に行った公演の内容を知っていただいていると、より楽しんでいただけるかと思いましたので、シェアさせてきただきたいと思います。前回のあらすじ 「佐賀の魅力を伝える」という夏休みの宿題に苦戦する銀太(中2。硬派)は、姉のあゆみ(高3。イケメン好き)を「かっこいい図書館員がいるから」と、図書館に連れ出し、宿題を手伝わせようとする。しかし別館の郷土コーナで出会ったのは、ちょっと変わった小学生ミュージだった。佐賀を「ミュージカル県」にしたいと熱く語るミュージに誘われて佐賀城本丸歴史館で行われている歴史寸劇を観に行くことに。そこで、佐賀の街を愛し、演劇を愛する「佐賀の八賢人おもてなし隊」の青柳さん、谷口先生、へんりー中西さんと出会う。3人の「仲間を想う気持ち」「舞台にかける想い」に感動した銀太をあゆみは、ミュージや3人の演劇人と共に「ミュージカル県さが」プロジェクトの立ち上げに踏み出した。今回のあらすじプロジェクト立ち上げまもなく、メンバーに苦難が襲いかかる。全国的に広がる「ワンワン病」である。団員募集のチラシを配りにきた「どうせ村」では、村のダンス部に「こんな時代に、どうせ無理」と、からかわれ、練習場所にしていた公民館も使えなくなってしまった。落ち込む銀太にミュージが声をかける。「いまだからこそ、できることを。」「舞台人こそ、この時代を切り拓く『リーダー』なのだ」と。子どもたちの新しい挑戦が、始まった。最後に今回のミュージカルは、いまという時代に向き合い、生まれた歌と物語です。これまでの公演のような、派手な演出や舞台装置は準備できませんが、子どもたちはコロナ禍での厳しい練習環境の中で、一生懸命準備してくれています。一つひとつのセリフや歌詞に、メッセージを込めて、みなさまと元気や勇気を分かち合えたらと考えております。楽しんでいただけたら幸いです。ご支援いただき、本当にありがとうございます。
ミュージカルを観てくださる皆さんへ①香川県に行くと「ようこそ、うどん県へ!」 大分県に行くと「ようこそ、温泉県へ!」という文字が、街の中で躍っています。 「文字が躍る」って、いいな。と思います。書かれた文字も、飾られた街も、嬉しそうです。今回の物語は、佐賀県を「ミュージカル県」にしたいと考えている小学生が主人公です。 歌って、躍る、街。よく見ると「県」という文字が、踊っている人みたいに見えてきました。「物語」はあくまでもファンタジーですが、佐賀で実際に活動しているミュージシャンやアイドル、演劇人が登場することや、「伝染病」という困難に立ち向かう設定で、「ファンタジーとリアルの融合」を目指して構成しました。「いまだからこそ、できることはなぁに?」 という世界からの問いかけに、多くの人々がチャレンジした、この2年半。 応援いただいているみなさまのおかげで、自分たちなりの「答え」を舞台の上で表現できるチャンスをいただけたことに、感謝しながら、みんなで、精一杯演じたいと思います。誰かと会うときに、手を伸ばすことすら、遠慮してしまう日々ですが、 舞台を通じてひとときでも、元気や勇気を思い切り抱きしめ合えるような時間を みなさまと創ることができたら・・・これ以上の幸せはありません。この度は、応援していただき、本当に、ありがとうございます。弓削田健介