店舗オープンに向けてオリジナルのカップ&ソーサーを製作する事になり、今年の8月ごろから作家さんと打ち合わせを重ねて少しずつ形になってきました。
プロジェクトページの《資金の使い道》で記載したように、こちらの製作費は今回のクラウドファンディングで皆さまから頂いたご支援の一部から使わせていただきます。
制作を依頼したのは店舗ができる津金にお住まいの 【安田充岐】さん。
以下作家さんの簡単なプロフィールです。
【安田充岐(Yasuda Mitsuki)−陶芸美術作家】
青磁、青白磁を用いて、壺や皿等の美術作品やハレの日の器、日常が楽しくなる様な器を繊細なデザインと感性で制作中。
1980年埼玉生まれ、2008年東京藝術大学陶芸科卒業、2010年同大学大学院修了
現在主に個展やグループ展にて作品を発表しております。
僕は器の種類にはそこまで詳しいわけでなく、漫画「へうげもの」で読んだ知識くらいしかありませんでした。
しかしも普段はテイクアウト専門のキッチンカーで紙のカップしか使っておらず、喫茶店やカフェでなんとなくカップを使うくらいです。
ご存じのようになんとなくこだわりが強い僕なので「緊張感と安心感の両立する、仏具のような雰囲気のものが作りたい」という僕の謎すぎる無茶振りに安田さんは困惑しながらも、イメージを擦り合わせてサンプルを作って頂きました。
可愛すぎました。
焼く前のベージュの感じもとてもいいですが、やはり青白磁の方がこの店内だと存在感がありとてもいい雰囲気でした。
しかし奥が深いですね、カップ&ソーサー。カップの形状や飲み口の厚み、持ち手の感じなどシンプルそうに見えて考えるところがとても多いです。
安田さんが作る作品は植物や鳥などをモチーフにした繊細なものを普段お作りになってるのですが、今回の日用品としてのオーダーは初めての試みらしくとても楽しそうにやってくれていて僕らもその姿を見ていると嬉しくなります。
手前の取手のないものは「カフェオレボウル」でこれも最高に可愛い仕上がりになりそうです。
女子が萌え袖全開で両手でカフェオレボウルを優しく包み込んで温まる姿をイメージしながらお願いしました。
サイズや形の違うサンプルをたくさん作っていただいたので、家で実際に使用しながら色々と感じ方を探っているところです。
10月中にひとまず完成予定です。
店舗がオープンしたらカップ&ソーサーは店頭で販売する予定です。
お楽しみに!