体育会硬式庭球部への応援、支援を頂き誠にありがとうございます!
本当に多くの方に応援頂き、部員一同とても嬉しく、かつ引き締まって活動する契機となりました!
今回はサポーターに焦点を当て、活動を報告します。
1.日ごろの活動について
テニスは個人競技ですが、大学の体育会では組織として集団で行動し、皆で支えあって活動しています。
日ごろの練習では、平日は授業の間に集まれる部員同士で練習し、土日はレベルを分けて練習しています。
現在の部活は俗に言われる「仕事」、またレギュラー選手へのサポートに徹することはなく、技量や経験にかかわりなく、全員がテニスに打ち込めるように運営しています。
2.リーグ戦でのサポートについて
2-1.公式練習開始の準備
日頃の活動とは異なり、リーグ戦ではコートに立って戦うレギュラー選手を部員全員で支援、応援しました。
男子の場合、BKCから大阪の江坂まで移動し、車で荷物を搬入しました。天候不良で日程が変更となると、レンタカーの利用日程の変更したり、帯同する部員の取りまとめなど、なかなか骨の折れる作業が多かったです。また、女子の場合は、男子部員が一緒に帯同し、公共交通機関を利用して重量のある荷物を運搬しました。
そして、会場に到着後は、ブルーシートを敷き、タープテントを張り、自分たちの陣地を設営します。また、手分けして、試合を実施するコートに部活の旗を掲げたり、コート内にクーラーボックスを設置します。
2-2.ボーラー・審判
試合前の公式練習時、試合中は試合の円滑運営を目的に、ボールを拾って選手に渡すボーラーという役目があります。選手同様に試合中に走り、一瞬たりとも気が離せません。
また、他大学同士の試合に審判として試合運営に協力します。長時間の試合では、審判やボーラーも疲労困憊となります。
1-2回生を中心に交代しながら担当し、特にボーラーはリーグ戦期間はたくさん走り抜きました!
2-3.ベンチコーチ
テニスは個人競技で、公式戦では試合中のコーチングは禁止されています。
しかし、このリーグ戦に限り、ベンチコーチという形式で許可された者のみがコートに入り、コーチングや直接的な支援が可能です。
コート上のベンチから選手を応援するだけでなく、試合の状況を見ながら選手の飲み物やアイシング用の氷を準備します。
ゲームチェンジの際、ベンチに座る選手に、限られた時間の中で鼓舞、そして、テーピングやアイスング等のケアも行います。
日頃からコーチングを行う部員を定め、信頼関係の構築や選手の癖、傾向を把握するように努めています。今回のリーグ戦はどんなに苦しい試合でも、選手とベンチコーチが笑顔で励ましあっていたのが印象的でした。
2-3.情報発信
リーグ戦は男女で交互に試合を実施するため、選手は試合の翌日は休息日となります。今回、女子のマネージャーは男女含めて全ての試合に帯同してくれました。そのため、ほぼ休息日なしでで試合や部の運営を支えてくれました。
彼女は選手の応援だけではなく、試合速報を随時更新し、Instagramのライブ配信含めたSNSの管理も行ってくれました。そして、応援や情報発信作業の間隙を縫って、広報用の写真撮影も行ってくれていました!
彼女の発案でこのクラウドファンディングが始まりました。そのため、支援や応援を頂いた皆様に少しでも多くの人に試合を身近に感じてもらえるように、人一倍活動してくれました。
このリーグ戦期間中は終日立って応援や支援し、コート外ではSNSの管理や撮影した写真を部員に共有するなど、支援の切れ目のない役割りを一手に引き受けてくれました。
3.このリーグ戦で学んだこと
コロナ禍で3年ぶりに開催されたリーグ戦は「部として一丸となって戦う」ということを再構築する機会となりました。慣れない役割や初めての作業も多く、選手も支援側もまだまだ一部リーグで戦い抜くには課題が山積しています。
例えば、サポーターは審判として他大学の試合運営を行う際に「声の大きさ」や「適切な早さでのジャッジ」という点で他大学の選手に比べ課題が多くありました。また、選手は日ごろからの走り込みや競ったポイントを勝ち取る点で課題がありました。
これらの課題は来年に向けて、秋からしっかり克服していきたいと思います。
そして、今回のリーグ戦では部として初めてクラウドファンディングに挑戦しました。この取り組みを通して、今まで以上に多くの方に応援して頂いているという実感。また、自分たちは活動やテニスを通して「人を元気づけたり、勇気づけたりできる」ことを学びました。
改めて「体育会硬式庭球部の一員であること」、「立命館大学の代表であること」の重みを実感したように感じます。
最後にもう一つ、とてもシンプルなことですが「テニスが好きである」ことを強く認識できました。
今後も文武両道を掲げ、笑顔で部活を行いながら一生懸命活動していきます。
そして、支援や応援を頂き得ることができた自分たちの経験、テニスの楽しさなどをジュニアや地域の方々にも伝え、発信できるように取り組んでゆきます!
これからも応援、ご指導ご鞭撻を頂きますようお願い申し上げます。