ご覧いただきありがとうございます。
今回は荒屋鉱泉1階外壁施工完了についてご報告させていただきます。
1階外壁には焼杉を使用しました。焼杉に使用している杉材は全て富山県産の県産材を使用しました。焼杉を外壁として使用することで、防虫効果などが期待されます。
〜焼杉制作〜
焼杉制作は富山県氷見市にある岸田木材株式会社さん御協力の元、全て学生が行いました。
焼杉の製作方法は様々あります。今回私たちが採用した製作方法は、三角焼きと呼ばれるものです。
三角焼きは昔からの伝統的な製作方法になります。
杉板3枚を三角に組み、縄で縛り、三角形の煙突状にします。燃やした新聞紙を煙突の下から入れ、杉を焼きます。
三角焼きを行うことによって、非常に強い火力で三角の内側を燃やすことができます。
燃やした後は、水をかけ冷やします。
今回、4mの杉板の三角形を計52個製作しました。焼杉は156枚にもなります。
三角焼きの様子は以下のリンクよりご覧ください
↓
https://youtube.com/shorts/O4o0eHdaLfM?feature=share
〜外壁施工〜
外壁に杉板を一枚一枚貼り付けていっては膨大な時間がかかってしまうため、事前にフレームを製作し、焼杉フレームを荒屋鉱泉に貼り付けていきました。
焼杉フレーム貼り付け作業は、富山県射水市の米田木材株式会社さん御協力の元、学生が取り付けました。
焼杉のフレームは、焼杉縦貼り、斜め貼りの2通りで行いました。斜め貼りをすることによって耐力向上が期待されます。
外壁に焼杉を使用したことで、雰囲気も一気に変わりました。
〜新聞記事紹介〜
今回の焼杉施工の様子を新聞記事に取り上げていただきました。
・富山新聞
・北日本新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d0262a657f7f3fbe181c167685c6c7ffdc69798
引き続き、御支援、御協力の程よろしくお願い致します。