はじめに:ご挨拶

 皆さま、初めまして! 私たちは、東京都世田谷区の二子玉川で、まちづくり活動に取り組む一般社団法人二子玉川エリアマネジメンツです。

水辺での清掃美化活動での一コマ

   私たちは、東急田園都市線・大井町線の二子玉川駅を中心としたエリアで活動しています。「ニコタマ」と呼ばれることも多い二子玉川は、近代的なショッピングセンターが立ち並ぶ、おしゃれで便利な街というイメージがあるかと思いますが、一方で街に沿って流れる多摩川がもたらした自然の緑あふれる広い河川敷では、たくさんの方がゆったりとした時間を楽しみに訪れる街でもあり、そのコントラストが魅力です。

二子玉川エリア俯瞰図

多摩川の水辺は豊かな緑に囲まれた憩いの場所 二子玉川エリアマネジメンツは2015年より、地元の町会だけでも企業だけでも行政だけでもできない「公共空間を活用したまちづくり」に取り組んできました。2021年度からは、二子玉川駅から徒歩5分の場所にある多摩川河川敷内 世田谷区立兵庫島公園の一角で、「Mizube Fun Base(ミズベファンベース)」という広場を開いています。 「水辺×楽しい×拠点」という思いを込めて名付けました。

このプロジェクトで実現したいこと:二子玉川の水辺をもっと身近に、自分たちの手でよくしていこう! 

 「Mizube Fun Base」 では、多摩川の自然豊かな水辺が人々にとって、もっと身近でもっと親しみやすい日常の風景となるために、
 ①毎週土日祝日には、水辺で気軽に飲食ができるフードトラックの出店
 ②水辺でさまざまな「やってみたいな」が実現できる広場利用プラン
 ③水辺で焚火を取り入れた二子玉川ならではの働き方を提案するアウトドアオフィス
 を行っています。

何もないひろばに椅子や机を手運びしています

 「Mizube Fun Base」を運営して約1年半。

 まずは、何もないひろばに日常の風景をつくる基盤作りをしてきましたが、 水辺に来ている人たちが困りごとやアイデアを持ち寄ることができれば、みんなで解決したり、応援しあったり、つながりが豊かになるのではと強く感じるようになりました。

 “どうしたら、もう少し安全安心な場所になるだろう?” 
 “どうしたら、もっといろいろな活動やつながりが生まれるだろう?”

 ”いつでもそこにある、ビジターセンターのような「拠点」が必要なんじゃないか?” 

 と、私たちは感じています。

 そこで、秋の風が心地よい季節の1週間、「動かせる拠点」として「トレーラーボックス」を設置するイベントを計画しました。 できましたらMizube Fun Baseへ実際にお越しいただき、みんなで構想する「水辺の未来」のスタートをぜひご支援ください! 

イベント概要

イベント名:Mizube Fun Base Week  2022(ミズベファンベースウィーク2022)
主  催:一般社団法人二子玉川エリアマネジメンツ
開催期間:2022年10月3日(月)〜10月9日(日)
     平日 13:00-20:00 土日 11:00-20:00 
     ※少雨実施、河川増水の場合は日程・内容を変更  
開催場所:Mizube Fun Base (世田谷区鎌田1丁目地先 兵庫島公園内)「Mizube Fun Base」へのアクセス

イベント内容:

①みんなの拠点「トレーラーボックス」:「Mizube Fun Base」にトレーラー型タイニーハウスを設置して、案内所やギャラリー・ミニショップ・掲示板など、楽しい交流が生まれる拠点を作ります。

②ひろばスペースを使ってみよう!:テーブルとチェア席のワークスペースを用意し、秋の陽射しと川風を感じながらのアウトドアオフィス体験ができます。ほっこり休憩タイムでのご利用もぜひ。

③アウトドアリラックスミーティングを体感しよう!:多摩川と富士山の背景へ沈む夕陽を眺め、焚火のパチパチという音を聴きながらリラックスしてミーティングができる場を用意します。二子玉川の水辺ならではの働き方スタイル。グループで利用いただけます(有料・要予約)。④日替わりお楽しみ企画に参加しよう!:「国道246号橋脚をめぐるスタディツアー」など、 これまでの二子玉川エリアマネジメンツの取り組みなどを現地でご紹介するガイドツアーのほか、その日ご来場くださったMFBフレンズの皆さまと一緒に作り上げる「Mizube Fun Base」を楽しむ時間を設けます。

国道246号橋脚スタディツアー(イメージ)

資金の使い道

◉トレーラーボックスのレンタル費用・保険料

 「Roomette Long」というトレーラー型タイニーハウスをレンタルします。車輪がついてるトレーラーボックスは、増水や洪水時に素早く退避できる機動性の高い小さな小屋。イベント期間中の1週間、「Mizube Fun Base」に置いて、「みんなの拠点」としていろいろな使い方を試します。

◉イベント期間中のアルバイトスタッフ人件費・バッテリーレンタル費用
◉イベントのための広報費用・会場造作費用・カフェ等運営費用
◉リターン商品費用/送料
◉クラウドファンディングシステム利用料  など

小さなスペースに無限大の可能性を乗せていこう!


リターンプラン(ご支援のお礼)のご紹介

「Mizube Fun Baseフレンズ【公式ホームページにお名前を掲出】」
「Mizube Fun Baseでくつろぎの1杯【ドリンクチケット+オリジナルステッカー】」
「Mizube Fun Base Week オリジナルTシャツ」
「Mizube Fun Base Week オリジナル レジャークッション」
「焚火ラウンジでまったり体験 」
「国道246号橋脚をめぐるスタディツアー」

など、数多くのプランを1,500円~20,000円の価格帯でご用意しました!詳しくは、「リターンプラン」ページをご覧ください。
※募集方式について:本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、実現可能なかたちで計画を実行し、リターンをお届けします。


ここまで読んでくださった皆さまへ:私たちからのメッセージ

 最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 特別なイベントではない普通の日の水辺が、皆のお気に入りの場所になってほしい。
 拠点があれば、 
 ちょっとした困りごとやアイデアを伝えられる。
 小さな活動のきっかけや地域の方の思いを拾いあげることができる。
 二子玉川が魅力的な「かわのまち」であることをより多くの人と共感しあえる。

 と、私たちは思っています。

地域の皆さまと一緒に描いた国道246号橋脚壁画アートの前で「TAMAGAWA」ポーズ! 

 実は、この河川敷のひろばを日常的につかうには、他にもいろいろな課題があります。
 2019年の台風で傷んでしまい、近くに水道がない! ひろばで使える電気がない!
 そんな課題がある分、伸びしろはいっぱいあるはず。

 私たちは、世田谷区に認定された「都市再生推進法人」として公的な立場で、さまざまな規制・ルールのある公共空間「Mizube Fun Base」の運営を担っています。行政に対して地道な対話をし、地域の未来に繋がる提案をし続けていくことが私たちのミッションだと考えています。  

 今回の取組みは、トレーラーボックスという拠点を、1週間設置する“だけ”のイベントに見えるかもしれません。 でもこの取組みによって、地域の声が集まれば実際に拠点づくりを実現することができます!

 私たちが取り組んでいる公共空間を活用したまちづくりは、つかう人がつかいやすくなるための「基盤づくり」でしかありません。多くの方々に共感してもらい、場のつかい方をつくっていく、そんな「仲間」の存在なしには進めていけないし、「仲間」の存在と応援が何よりの力になります。

 そんな私たちの活動にご関心を寄せていただき、 「Mizube Fun Base Week 2022(ミズベファンベースウィーク2022)」開催へご支援いただければ幸いです。

 クラウドファンディングは私たちにとって、初めての挑戦です。
 皆さま、どうぞよろしくお願いいたします!


2022年9月
一般社団法人二子玉川エリアマネジメンツ一同

タープを張るにもスタッフ総出で一苦労!
通路をふさぐ駐輪自転車を整理
アウトドアオフィス備品もリアカーで運搬

 

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