応援、ありがとうございます。
間もなくこのクラウドファンディングは終了いたします。
ここで、目標金額について、少しお話しさせてください。
10,000,000円を目標にするにあたり、たくさんのことを考えました。
コロナ禍における損失額と、それを背負ってこの先5年の活動を見据え、今ある舞台作品を保ちつつ、新たな作品を創りだす資金と維持費に必要な金額が10,000,000円でした。
もちろん、それだけに頼らず、日々の営業努力と作品創りへの工夫、さまざまな助成金の利用もしつつの見通しです。
この目標金額を低く設定し、クラウドファンディングをスタートすることも考えました。
しかし、私たちの現状を正直にお伝えする機会なのかもしれないと、設定を変えることを選びませんでした。
私たちが仕事として作り上げる舞台は、皆さんが普段購入される商品のように手元には残りません。
だからこそ、確実な作品を創らなければなりません。
私たちの考える「確実」とは、皆さまが日々の生活の中で、自分らしく過ごせる、ほっとする居場所や考えを見つけだすきっかけとなるようなメッセージを残すことです。
その価値については、さまざまな考えがあり、このクラウドファンディングについてもご理解いただくことは難しいと思っています。
それでも、私たちが今回プロジェクトを立ち上げた理由は、演劇を通して、こどもたちとその周りの皆さまに、このメッセージを送り続けたいからです。
69年間で培った、集団としての在り方と上演作品を大切にし、新たな発想を取り入れながら、活動を続けてまいります。
今回の目標達成は、とても難しい状況となりました。
しかし、皆さまからのご支援金とあたたかいお気持ちを無駄にせず、その中でできるかぎりの努力をし、活動に繋げてまいります。
残りわずかの時間となりましたが、プロジェクト終了まで、引き続き応援とこのプロジェクトを広めていたただきますよう、どうかよろしくお願いいたします。
プロジェクトリーダー
劇団仲間
大堀 茜