11月2日(水)に扁平上皮癌の猫を保護していただき、保護主様のお家は動物アレルギーの方がおり飼えないという事でラブハピにて引き取り保護することになりました。
この先は無加工の動画や写真で紹介します。
かなり悲惨で痛々しく目を背けたくなります。
ご覧になる際は心の準備をお願いします。
名前は「稲穂(いなほ)ちゃん」女の子で10歳は超えていると思われます。
11月2日(水)スタッフのお友達のお家の庭に現れ酷い怪我をしているとの事で保護していただきました。
保護前のお庭に来ていた時の写真
最初にもお伝えしましたが、その方のお家では動物アレルギーの方がおり飼えないという事で目の状態が酷い事もあり目の治療に特化した動物病院を受診してもらいラプハピにて引き取ることにしました。
保護直後の写真
11月4日(金)ラブハピの子達が利用している病院へ行き再度診察してもらいました。
診察の結果、扁平上皮癌(へんぺいじょうひがん)という結果でした。
猫の扁平上皮癌とは皮膚や粘膜を生成する扁平上皮細胞という細胞が腫瘍化したもので悪性の腫瘍(がん)です。
初期であれば切除等の治療をすることもあるが、ここまで来ると治療法はなく、食欲がなくなったらステロイドを投与する治療になるそうで見守るしかないようです。
今のところ食欲もあり、検査の結果は炎症はあるものの他の数値には異常はないようです。
https://static.blog-video.jp/output/hq/8rAbHQelEU2oPDGsWAEM01N6.mp4
稲穂ちゃんにはマイクロチップが入っており、飼い主さんがいることを期待しましたが、10年くらい前にマイクロチップを入れるキャンペーンがあり地域猫として生活してた子達に入れたようです。
1ヶ月ほど前にも小金井の方が保護し病院に連れていったそうですが、地域猫ということでその時すでに扁平上皮癌の症状があったにも関わらずリリースされてしまったようです。
その時に保護されてきちんと治療が出来ていれば…と思ってしまいます。
稲穂ちゃんはラブハピで終生飼育という形になります。
代表より
《こんな酷い状態で目を背けたくなる悲惨で可哀想です。
唯一、救われるのが、食欲があることです。
好きなものを沢山あげて、見守るしかないと思います。
保護主様が今回かかった医療費と毎月一定額、飼育代を支払ってくれるそうです。
とてもありがたいです。
しかしながらラブとハッピーには成猫だけでも70匹を超える猫たちが生活しており、医療費や餌代だけでもかなり費用がかかります。
ラブとハッピーでは経済的に厳しい状態が続いております。
医療費、餌代に当てる費用をご支援頂けませんでしょうか。
稲穂ちゃんの様に状態が悪化してからの保護ではなく、悪化する前に保護できれば救える命も沢山あります。
保護して治療を行えば助かる命が目の前にあって保護しないという選択肢はありません!ただそこには治療費がどうしてもかかります。
活動にご理解いただき、ご支援をお願いします。
https://static.blog-video.jp/output/hq/c7c7RYdwBbx1MrDnqEPPothK.mp4