2022/10/07 22:37

お風呂(バスタブ)をもらいました。
古いお風呂を壊して新しいお風呂にした夏のある日のことを紹介します。

昔ながらのお風呂は広くて可愛いものでした。
ただ、塗装は剥げてしまい、やはりお客様に入ってもらうには、少し気が引ける浴室です。


どうしようかな〜と悩んでいたところ、
近くの設備屋さんが「余ってるバスタブあるからあげるよ!」と、

なんとバスタブを譲り受けました。
(バスタブが余るってすごいな、と思いつつ…)

そこからみんなで、設備屋さんに質問をしたり、
YouTubeやネットの情報をかき集めて、自分たちで据え置いてみることにしました。

大家さんがハツリ機(コンクリートを壊す機械)をお持ちだったので、それをお借りしてコンクリートを壊していくのですが、ハツリ機が開始から3分で白煙を吹き出しました。
古かったのか、使い方が悪かったのか…

ハツリ始めて3分後の景色=ほぼ何も変わってない。

しょうがないので、大きなハンマーを振って、コンクリートを少しずつ削っていきました。

どのYouTubeを見ても、この「お風呂を解体する作業が一番大変だ」ということが載っていましたが、想像を遥かに越えるしんどさでした。

朝から始めた作業も、この部屋でハンマーを降り続けていると夕方になっていました。
苦労に苦労を重ね、筋肉痛に筋肉痛を重ねた末に、

ついにお風呂を取り出せました。
鉄のバスタブは重くて、風呂から引っ張り出すのも一苦労。こんなに歓喜した解体は初めてです。


その後、まずは防水コンクリートを練り上げ、
下地の防水処理を行い、

風呂桶を置けるようにブロックを水平に置いていきました。

水平を測るのは小さな水平器しかなかったので、
もはや職人技でした。


次に、ブロックの上にさらに接着用のコンクリートを少し載せて、

その上にバスタブを設置。
お風呂ってほぼ置いてるだけなんですね。


さらにそこから、隙間という隙間をコンクリートとブロックで埋めていく作業。
超地道で、大変でした。


少しずつ着実に、隙間を埋めて、


ついにお風呂の完成です。

ちなみに、工事中に床のタイルをかなり割ってしまったので、
新しくベランダ用のシートを床に貼りました。
なんだかんだ1ヶ月くらい作業したお風呂。
まだガスを契約していないし、水道が通っていないので何も出ませんが、

思入れの深いお風呂ができました!早く入りたい!(寒くなる前に)



報告 ENGAWA Project 松本