2022/10/05 14:00

リターン設定させていただいているお米は、
糸島で17代続く農家さんが育てたお米です。

農薬や、除草剤を一切使わず、自然の力で育てたお米です。


そして、この農家さんは、私たちが借りている古民家のオーナーさんでもあります。


科学が発展した今でも、職人の技で育ているお米だからこそ、
今年、私たちは、この家の「古いを楽しむ」の延長として、
お米を育てるお手伝いもやってみました!


まずは苗床作りから。


「みのるポッド」と言われる苗の育て方で、大きな苗が育つのが特徴です。
苗箱の1つ1つの穴に土と種を入れているので、手間もかかり、苗箱1枚1枚が重たいです。
苗箱の間から雑草が生えないように、相当丁寧に、隙間なく並べていきます。
次の日は筋肉痛になりました。




この大変な「みのるポッド」で育てている理由は、「雑草を生やさないため」です。
田植え後、雑草が生えないよう水田にしっかり水を張る必要があります。水を張っていると、水中の草はジャンボタニシが食べてくれるので、雑草が生えません。

しかし、そこで苗が水中に沈んでしまうと、それまで食べられてしまいます。
だから、稲を大きく育てる必要があり、この「みのるポッド」で栽培をしているそうです。

除草剤を使えば、こんな苦労をする必要もないのですが、
安全なお米を作るために、人一倍苦労されているのが、この農家さんです。


苗箱を並べ終えたら、日が当たり過ぎて乾燥してしまうのを防ぐために、
日除けを被せて、

水やり用のホースをセットして苗床作りは終了です。




苗床づくりを終え、苗床作りから1週間後

苗床作りから2週間後の様子

3週間後

1ヶ月後

順調に成長した苗を、田に植える日が来ました。


大変なのは、並べた苗を剥がす作業…。根が張っていて剥がすのも大変な上、一枚一枚が重たくて運ぶのが大変でした

安心してください。敷地内です。


田植えでは、農家さんに機械の運転を習いつつ、

自分達なりに植えてみました!

もちろん、全然うまくはいかないんですけど…笑


やってみて初めて田植えの難しさ、大変さがわかりました。
お米づくり大変です。

田んぼに向ける目線もすごく変わりました。
やってみるって大事ですね。