昨日、保護されていた2匹の仔猫の手術、ワクチン、検査などすべて終了しました。
推定3カ月から4カ月くらい。
エイズ、白血病はどちらも陰性でした。
どちらもマンソンの寄生虫。マンソンは、蛇やカエルをを食べることによって、それらの体内にいる条虫の幼虫が猫の体内に入って感染します。
無症状なので分かりにくいですが、体重が増えないことが症状の一つにあります。
どちらもとても細くガリガリです。
こんな小さなころから、カエルや蛇を食べて命を繋いでいたのかと思うと、野良猫の大変さを改めて感じます。
この子たちは川のそばで生活していた子なのでそういうものを食べることも多かったのだと思います。
まだまだ警戒中ですが、少しずつ落ち着いてくると思います。
マンソンは駆虫すれば大丈夫。猫から猫に感染はしませんのでその点も安心です。
これからは、食べた分だけ身体がしっかりしてくると思います。
外での生活は本当に過酷です。
外で暮らしてる猫がのびのびと暮らしているわけではありません。
里親さんから送られてくる写真を見ていつも思います。
思いっきり身体を伸ばせて眠っている猫。仰向けで眠っている猫。ふかふかの毛布にくるまって眠っている猫。
野良猫時代には、こうして眠ることはなかったのだろうと思うと、安心して眠ることができる場所を1匹でも多くの猫に見つけてあげたい。そう思います。