6歳の黒猫ちゃん・・・・・
この子は、2匹兄弟です。血は繋がっていませんが、どちらも赤ちゃんの時に、里親さんのおうちにやってきやそうです。血は繋がっていないけれど、そっくりなんです。
2匹一緒の写真が撮影出来たらよかったのですが・・・・・
今日やってきたこの子たちは、里親さんの病気で新しい里親さんを見つけるため。
1年前に、依頼がありました。
一緒に過ごせるときまで一緒にいます。その日がいつになるかはわからないということでした。
あれから1年。入院しての治療が始まるそうです。
お気持ちを考えると、こちらも辛くなります。
時間の流れの中で、計画通りに進まないことはたくさんあります。
予期せぬことも多くあります。
それはどんな世界でも同じです。
人間もそう、動物もそう・・・・・
里親さんを探すときに、いろいろなお話をお聞きしながらお願いをしています。
私は、何よりも猫に寄り添っていただける方、猫を受け止めていただける方が一番の条件です。
家族がある、収入がある人、若い人、結婚している人・・・・・
里親さんに求められるものはいろいろあります。
全てがそろうことが一番いいのでしょうけれど、先のことは誰にもわかりません。
家族がいつまでも仲の良い家族だとは限らない。
今の収入が明日もあるとは限らない。若くても何があるかわからない。
でも、猫に寄り添っていただける方なら、どんなことがあっても、ベストの方法を考えてくださる。私はそう思っています。決して甘い考えで譲渡しているわけではありませんが、猫と温かな絆を作って頂ける方。私はそんな方に猫の幸せな明日を繋いでいきたいと思っています。
1年前、私に依頼してくださったお気持ちをしっかり受け止めて、きっと幸せな明日へ繋ぐので安心して治療を受けていただきたい。この子たちとの思い出を支えに、、、、、、