◇ご挨拶・・・
こんにちは!Bisyu's と申します。Bisyu’s - Products.は Made in 尾州 Japanにこだわり、ものづくりをしております。
安心安全なJapan Qualityの素材、尾州職人の伝統の技をお伝えできれば幸いです。
原料、糸の選別から素材・生産地にこだわり、安心してお届けできる作品となっております。
nameタグにある『BISYU』は伝統のある毛織り物の産地である『尾州』へと繋がり、itemの生産工程の50%は尾州産地の匠職人にて創られております。
今回の製作工程は、Made in 尾州 Japan 100%となってます。
◇お礼・・・
あらためまして、前々回のプロジェクト"Bisyu's Cashmere-Products"前回のプロジェクト”Bisyu’s Linen KnitCap - Products.”へは多くの方にご支援頂き、本当に有難うございました。
たくさんの支援者様に出会う事ができ、少しだけでも尾州職人さんの技術をお伝えできたのかなと思っております。
今後も、Bisyusは、「みんな」に喜んで頂ける物 「みんな」に愛される物 を尾州の職人様たちと一緒に真面目にコツコツと発信し続けようと思っております。
皆様、今後とも宜しくお願い申し上げます。 感謝。
◇今回のプロジェクトはじまりのきっかけ ・・・
もはや、ファッションのコーディネートでは欠かせる事の出来ないネックウェアーアイテム。
その中でも特に重宝されるのはストールではないでしょうか。
さらっと羽織ったり、巻き方を工夫すればかなり印象が変わります。コーディネートを華やかにしてくれる必須アイテム。
なら、尾州織りの匠に、究極のストールを織ってくださいってお願いしたらどうなるのか・・・ 想像しただけでもドキドキワクワクです。
◇使命・・・
尾州産地には昔から多くの機屋(はたや)さんと呼ばれる織物工場さんがあります。
御多分に漏れず、尾州繊維業界も、海外の安価な製品の影響は大きく、本当に苦労されています。もともとBisyusには大事な目標があります。
それは『尾州職人の技術の存続と継承を目的とし、新しい商品を立案、デザインし、流通させる』です。
職人の卓越した技術により生産された”もの”と世間の皆様の価値観をどうマッチング出来るかが、非常に大切なところです。
今回は、そんな尾州の機織り職人さん、に快く協力頂きました。頑張って、いっぱい作ってもらって、弟子とかとって欲しいな・・・と思っております。
◇織・・・
究極の機織り機(はたおりき)といえば「ションヘル」・高速自動織機が出来るまで主に明治大正期~1960年代頃まで使われていた旧式の織機の名前です。
縦糸の間を横糸を持つシャトルが往復する仕組みで、たて糸でよこ糸を包み込む様な織手法により、現在多く使われている高速織機と比べて、繊維への負荷を極力少なくすることができるため、手織りの感覚に近く、手触りがとても柔らかく優しい風合いので織りあがります。
織工程で糸の張りに遊び(余裕)を持たせる事で、生地になんとも言えない膨らみをもたらしています。
しかしながら、その生産性は低く、1日に織れる長さは10数メートル程と、現在通常使われている高速織機の約1/5程度しか生産出来ません。
でもその効率と引き換えに出来上がる風合いは何物にも代え難い貴重なものです。
◇糸・・・究極のストールを作るには、厳選した糸を揃えることが最重要課題。
たて糸は、呉服の街京都で150年以上の歴史あるシルク糸屋さんの極細2/120の絹紡糸を使用しています。
よこ糸は梳毛紡から染色まで一貫して尾州で作られた極細ラミー麻糸を使用してみました。
◇特徴・・・
第一に抜群の肌触り。 極細のしっとりたシルク100%とさらっとした梳毛紡ラミーは肌当たりがよく、薄手ですがしっかりふっくらと大判に織り上げられ、サラッ・フワッとご使用いただけます。
第二に爽やかな発色性。 シルクに麻の組み合わせで綺麗じゃないわけがないですね。
第三に機能性。 実はシルク、麻共に究極の天然機能素材なんです。
熱伝導率が低いので、冬は暖かく、夏は涼しく過ごせます。
吸湿性・放湿性も高く、夏の暑い日に汗をかいてもすぐに外に放出してくれるのでサラッと爽やかに過ごせます。
また、保温性・吸湿性が高いので、寒さが厳しいときでも暖かく快適です。
夏の公共施設や室内での冷房対策にも最適ですし、露出度の高いドレスなどの上から羽織ってもとっても暖かです。
◇こだわり・・・
今回特にこだわったのは、仕上がりの顔です。
一般に良くあるガーゼとかじゃなく、薄くピンッ!っとした顔にしたかったのです。
これは、匠織職人さんもを同意見でした。
「がさがさの頼りないストールはションヘルの本当の良さを伝えられない・・・」との事。
また、よこ糸にあえて極細麻糸を使用する事によりシルクの光沢が誇張しすぎず、品のある光沢になり、透け感もちょうどいい感じとなりました。
結果もう一つ良い副産物が・・・天然糸のシルクと麻の組み合わせのおがげで、絶妙でナチュラルなシワ感が現れました。
◇シルエット・・・
ストールサイズは大判の74cm幅×2mです。
大判ですが、薄ての織ですので、まとまりも良く使い勝手も良いです。
コンパクトにまとまりますので、旅先にもちょっと携帯していただければ大活躍です。
◇Caution!・・・
このストールは天然素材をなるべく自然の風合いに仕上がる様丁寧に織り上げられております。
使用しておりますラミー麻(苧麻)糸は、天然のイラクサ科・多年草を原料としており部分的に色むら、かすれ感、等が現れる場合がございます。ご了承ください。
また、フリンジ部分ですが、商品の構造上、多少の糸ほつれ現象はあります。
ガーゼ調のストールとは違い、糸同士が混んでおりますので頻度は少ないと思いますが、ほつれてきた場合は横一列外し、両サイドのみフリンジの長さに揃えカットしてください。
細糸で織り込んでいるため、デリケートな作品となります、アクセサリーの引っ掛け等ご注意ください。
◇お手入れ方法・・・
お洗濯はクリーニングに出される事をお勧めします。
お店の方へシルク50%・麻50%です..とお伝えください。
ご家庭でお洗濯される場合、“おしゃれ衣類用洗剤”と呼ばれる中性洗剤にて、20℃以下の低い温度にて、軽く手押し洗い&すすぎして頂き、脱水後、直射日光の当たらない場所にて、形を整え干してください。
【 お洗濯表示は以下になります 】
※手洗いされる場合は洗濯ネットに入れ、おしゃれ洗剤使用20℃以下の温度にて軽く押し洗いに限る。
※アイロンされる場合は直接不可。スチーム不可。必ず当て布をしてください。
◇規格・・・
シルク麻ストール
color:7 col
size:幅74cm 長さ200cm
quality:シルクー50% 麻ー50%
Production area:日本
最新の活動報告
もっと見るBisyu's -Products・リターンのお品発送を完了いたしました。
2018/04/04 20:49こんにちは!Bisyusです。 本日、4月4日 『極上の肌触り・柔らかい光沢感と軽さを兼ね備えたシルク麻のストールをお届けしたい!』 のプロジェクト、リターンの発送を完了いたしました。 当初は5月リターンのお品お届けの予定でしたが、何とかお花見シーズンにお届けしたいとの思いから、思いっきりフライング生産してしまいました・・・(汗) ご支援頂きましたパトロンの皆様、ご協力頂いた尾州職人の皆様のおかげをもちまして、無事、プロジェクトを達成・完了できました事、深く感謝し、厚く御礼申し上げます。 今後も、尾州産地の職人さんのものづくりが、全国に皆様から、注目して頂ける機会が増える様、粘り強く頑張っていきたいと存じます。 今後とも宜しくお願い申し上げます。 Bisyus もっと見る
ご支援いただいた方へ、感謝。 と、お花見に向けて・・・
2018/03/20 23:37こんにちは! 2018年03月19日 23:5923:59を持ちまして無事、プロジェクトの終了を迎える事が出来ました。ご支援頂いた事、深く御礼申し上げます。募集は終了いたしましたが、Bisyusのの最終目的到達は、リターンを無事お届けして、本当に良い物である事を認識されてこそ、初めて完了であります。 実は、今回プロジェクトスタート時に少し考えました。シルク麻のストールって、お花見の時期にあったらうれしいよね・・・ってなわけで、すでに一部進行しております。 ちょっと気が早かったですが・・・(汗) 思いっきりフライングです・・・ 当初お届けは5月予定でしたが、4月上旬にはお届けできると思います。今、一生懸命、ガシャガシャと織っておりますので、もう暫くお待ちくださいませ。 今後も、Bisyusは、「みんな」に喜んで頂ける物 「みんな」に愛される物 を尾州の職人様たちと一緒に真面目にコツコツと発信し続けようと思っております。 皆様、今後とも、宜しくお願い申し上げます。 感謝。 Bisyus 五十川雅人 もっと見る
大人の輝き・・・
2018/03/04 18:08こんにちは、Bisyusです。 今回シルクにこだわった訳。 まったく個人的な意見ですが、シルクの光沢って ”大人っ” って感じしませんか。 ファッションに長い間携わって、光沢のある素材とかいろいろ開発に携わってきましたが、やっぱりオリジナルの輝きに勝るものはありませんね。 シルクの光沢感は、とても品があって、少しセクシーで・・・ ここでちょっと詳しく。 シルクの光沢は、よく真珠に似ていると言われます。 真珠は、波長によって表面で反射するものと、内部まで透過してから各層で反射するものが干渉しあい、独特の気品のある光沢を生みだします。 シルクの光沢も、蚕が繊維をつくりだす過程でできるフィブロインタンパクの層状構造や内部の複雑な構造が生みだしています。 また、シルク(フィブロイン)の大小さまざまな三角の断面によるプリズム効果が絹の光沢をいっそう美しいものとしています。 原理は同じですね。 真珠とシルク、やっぱり大人だなぁ Bisyus もっと見る
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