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139万円&240人を超えるご支援ありがとうございます!
9月10 日(土) 午前7時にクラウドファンディングをスタートして1週間が経ちました。ご支援総額は139万円を超え、あと一息で目標金額の70%に到達しようとしています。
これまで240人以上の方々からご支援をいただいております。たくさんのご支援、本当にありがとうございます!
収録している全41偈をご紹介します
この『スッタニパータ「犀の経典」を読む』でスマナサーラ長老が解説している「犀の経典」は、全41篇の偈(短い詩句)で構成されています。出典の「カッガヴィサーナスッタン」は、スッタニパータの第一、ウラガワッガ(蛇の章)の三番目に収められています。
「犀の角のようにただ独り歩め」というフレーズで有名な経典です。
最古層の初期仏教経典ということで、「現代人が理解できるだろうか」と不安に思われる方もいるかもしれませんが、その点はご心配いりません。本書では、「犀の経典」を今を生きる私達がしっかり理解できるように、スマナサーラ長老にわかりやすくご解説いただいております。
本書で表現されているのは、覚りに達した人々の生き方です。覚った人々は社会とどんなかかわりを持っているのかを詩で表現しています。
スマナサーラ長老の解説で「犀の経典」を読むことで、私達が生きている世界はどのようなものかを明確に理解できるようになるでしょう。
それは、目次として掲げられているそれぞれの偈のタイトルをご覧いただければ明らかになると思います。どの偈も、私たちが理解できるテーマを掲げられています。
そこで、本書に収録している全41偈のリストを、目次より抜粋し、以下にご紹介します。
『スッタニパータ「犀の経典」を読む』全41偈リスト
1 幻覚から目覚める
第一偈 孤独は怒りではない
第二偈 愛着はタダではない
第三偈 友人の問題
2 自由に生きる
第四偈 家族愛
第五偈 自由に生きられる
第六偈 仲間の間にも規則がある
第七偈 楽しい関係も愛着をつくる
第八偈 孤独を維持する性格
第九偈 人の不満に対応できない
第十偈 孤独とは出家生活です
3 善き友と歩む真理の道
第十一偈 孤独者には善友が何より大事
第十二偈 同行者がなければ孤独行
第十三偈 朋友を賛嘆する
第十四偈 よいもの同士も騒がしい
第十五偈 個人に個性がある
第十六偈 心の安らぎを求めて
4 無色透明の心
第十七偈 欲は腫瘍である
第十八偈 孤独者には忍耐が欠かせない
第十九偈 雄象のように
第二十偈 一時的な安らぎ
第二十一偈 解脱は他からもらえない境地である
第二十二偈 無色透明の心
5 聖なる人は素顔で生きる
第二十三偈 悪友を避ける
第二十四偈 賢者と付き合う
第二十五偈 娯楽は他人と混じること
6 心の独立宣言
第二十六偈 孤独行者が捨てるもの
第二十七偈 快楽の連れは大苦である
第二十八偈 網を破る
第二十九偈 孤独行者は内も外も落ち着いている
第三十偈 出家して独りで生きる
第三十一偈 出家の生き方
第三十二偈 出家は心の掃除をする
第三十三偈 出家が禅定に入る
7 聖者は風のように
第三十四偈 出家が解脱を目指す
第三十五偈 生存の禍患を観察する
第三十六偈 孤独行者は解脱を確証する
第三十七、三十八偈 覚者の生き方(性格)
第三十九偈 慈悲喜捨を完成して世と対立しない
第四十偈 すべての束縛を破っている
第四十一偈 孤独行の結論―人間関係の本音を説く
最古層の初期仏教経典を理解できる貴重な機会
『スッタニパータ「犀の経典」を読む』で解説されているのは、覚った人、聖者の立場から見た、この世界のクールな理解と言えるでしょう。そうしてこの世界を理解した上で、自分自身の心を観察することで、「なぜ自分に悩み苦しみが生まれるのか?」の原因を見つけることができます。
現代人が最古層の初期仏教経典を理解できるのは、素晴らしいことだと思います。ぜひこの機会に、『スッタニパータ「犀の経典」を読む』をご予約いただければありがたいです。