この度のクラファンをきっかけに応援くださる皆さんと「共につくるレジデンシー」。
それは、国と国、個人と個人の全く異なる状況や社会情勢、文化環境に直面する私たちが、いかに共に生き、共につくることができるか、という問いでありレジデンス活動を通した実践です。
アーティストやクリエイターが介在することで、物理的な距離を超えて、既存のものの見方や偏見から脱して、私たちの日常自体が、場合によって人生そのものが変わっていく切っ掛けがこのレジデンスプログラムにはあります。
ウクライナと日本の距離はおおよそ8000km。
Oliaが昨年短期レジデンスをして来日した際に偶然出会った富士吉田町のカフェオーナーのHさん。齢の頃合い的にはOliaのおばあちゃまと同じくらい。
Oliaがウクライナ出身と知り(ウクライナの電力不足やインフラ状況を知っていらっしゃった)、Oliaにたくさんのお土産とあたたかな富士吉田町でつくられたスカーフをくださいました。
そして、今、ウクライナはハルキウのおばあちゃまへそのスカーフが託されました。
日本のおばあちゃまからウクライナのおばあちゃまへ。
時に、移動するアーティストたちは、種子を撒く、または大地を肥やすバクテリアのような存在として語られます。
アーティストたちが移動することで、物理的な距離は作品へと昇華され、つながり得なかった人と人、事と事、現象と現象をむすびつけることがあります。
観光目的の旅行者と異なるのは、移動に伴った意志と深い洞察力、そして日常的に創造性をもつ発信者であり受信者であるという点だとおもいます。
レジデンシーでみなさんと交流し、対話し、共に居合わせられることがアーティストの創作過程に大きく影響していくことを、今回のクラファンをきっかけに是非実感してみてください。
日本を体験したOliaのインスピレーションもウクライナの地で芽吹き、次回来日の際には更なる創作の花がひらくこととおもいます。乞うご期待!
本クラファンは、本日バレンタインデー23:59までです!みなさんの応援お待ちしております!