ウクライナのアーティストたちの活動を支えるco・iki初めてのクラファンに、声援と応援、そして支援のアクションをいただいた全ての皆さんへ心より感謝申し上げます。
この度は70名の方より支援いただき、目標資金の55%達成となり、Oliaの2022年秋の来日・滞在費用とリターン制作費(Nanaの制作費含む)の一部に活用させていただくことができます。
Oliaも希望している次の来日&長期レジデンシーについては、ウクライナの戦況と彼女の避難先での生活を考慮しながら調整し、残りの45%+αで第2回目のクラファンができればと考えておりますので、皆様にはアーティストの声や現状を引き続きお伝えし、継続支援いただけると大変有難くおもいます。
また、支援したくても間に合わなかった!という方、ご案内が直前ですみませんでした!是非次回、宜しくお願いします。
8000kmの距離を超えて日本の皆さんが支援くださっていることに、ウクライナのアーティストOliaもNanaもとても喜んでおり、戦火での活動継続の励みになっています。
※二人の近況は下記よりご覧ください。
Oliaの近況:https://fb.watch/iEF63uOa-4/
Nanaの近況:https://fb.watch/iEF0_lUWe2/
そして、支援いただいたみなさんへは順次リターンを準備して参りますので、気長にお待ちいただけますと幸いです!
3月末~5月末にかけて発送お届けになるかとおもいますが、一部リターンのお品をOliaの制作次第でupdateさせていただく可能性がございます。その際はお知らせ致しますのでどうぞ宜しくお願い致します。
みなさんと「共につくるレジデンシー」はこのクラファンを切っ掛けに始まります。
まずは支援者のみなさん、制作するポストカードについて、Oliaの作品A or B or C一択で決定したく思いますので、下記Twitter(@coiki5)より2/21(火)までに投票お願いします‼
●支援者限定!リターンのポストカードにする作品を投票で決定します。
TWTR: https://twitter.com/coiki5/status/1625653760403083265
- B:ウクライナ語の「祖国へようこそ」標識作品
- C:英語の「もうすぐ帰る」標識作品
作品について(Oliaのウェブサイトより)
標識作品:
透明な旗の作品:
- https://www.oliafedorova.com/works/i-dont-know-where-i-am
- <<簡単な作品解説>>
- 【A】マリウポリ、アゾフ海で制作した透明な旗の作品
- 向こう岸にはアゾフ製鉄所が見渡せます。(戦争前の作品)
- Oliaの作品において「透明な旗」は自己の揺らぐアイデンティティ、そして自由な意志の姿をあらわしています。
どこにも属さない自己の流動性と、自身が立つ土地こそが自己を下支えするという意志の現れ、アンビバレントなアイデンティティの境界線について模索し、また、他者の視点や志向性によってアーティスト本人が介在することで土地や風景の意味合いが変わってくることにも着目しています。
ウクライナのアーティストならではの、戦争以前からの自己アイデンティティの希求が彼女の作品には顕在化しています。
- 【B】ハルキウ郊外で戦争前に制作・設置した道路標識作品
- 道路標識作品シリーズは、実際の標識制作会社とOliaが制作する、アーティストの意志により、ウクライナ国内の場所場所に突如として現れては姿を消すフィールド・インスタレーション作品です。
- 「祖国へようこそ」とウクライナ語で書かれたこの標識作品はロシアの侵攻直後は、Oliaが住むアパートの地下シェルターの入口に置かれ、避難する住人たちの心の道標となりました。
- 作品に関連するインスタ投稿
【C】ハルキウ北東部シェスタコフに戦争前に制作・設置した道路標識作品
Bと同じ道路標識シリーズで、英語で「もうすぐ帰る」と書かれている看板作品です。Oliaの祖父母のいる地域で戦争前に制作した作品ですが、戦争が始まり、ロシア軍が駐留し立ち入り禁止区域となり地雷撤去作業が必要な状況となりました。「もうすぐ帰る」という想いはアーティスト家族はもちろん、ウクライナの人々の共通の想いでありそれを代弁するような作品となっています。
作品に関連するインスタ投稿
以上
これからも継続的にウクライナのアーティストたちの声と状況をみなさんにお伝えしていきますので、是非SNSもあわせてフォローください。どうぞ宜しくお願いします‼
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