「ブランディングは大事だと思うけど、何からすればいいのか分からない…」
このようなお声を日々たくさんいただきます。
Kさんもそんなお悩みを抱えるお一人でした。
*
美容師やヘアメイク専門学校の講師として、業界で30年以上にわたり奮闘してこられ、マネージャー経験も豊富。まさに「美」に関するスペシャリスト!という輝かしい経歴を持つ事業主のKさん。
それまでの経験を活かして、カラー診断や骨格診断、メイク、リラクゼーション施術など、幅広いメニューを提供されています。
そんなKさんが開業届を出したのは2019年。そう、独立してすぐにコロナ禍となってしまったのです…。
なかなか顧客獲得が進まず、広告費はかさみ、満足のいく利益が出せない…と焦りと不安の中で過ごす日々…。
自分なりに考えてチラシを作ったり、営業活動をがんばってみたり、イベントに出店してみたりと、忙しく活動されるものの、なかなか思うような成果が出ない。
2022年7月のある日、そんなKさんのご状況をヒアリングし、まず私は【現状の棚卸し】が必要だと感じました。
わかりやすくいうと、
顧客獲得のための営業活動で、何ができていて、何ができていないのか??
これを明らかにする必要があると感じたのです。
*
そこで、Kさんに最初におすすめしたのが「ブランディング診断」でした。
自社のブランディング達成度について、5つのテーマ・全50問でチェック。
100点満点で診断を行いました。
ブランディング診断が済むと、Kさんが本当はどんなお客様を求めていて、その方たちにどんなサービス提供者と思われたいか?という、店舗としてのベースの価値づくりが必要だということが分かりました。
*
そこでKさんと取り組んだのがペルソナ設定の見直しです。
なんとなくのターゲット層は決めていたけど、美容に対してどういう価値観を持っている人か?というところまでは深掘りできていなかったのです。
どういうお悩みを持つ人に対して、自社のサービスが一番刺さるのか?
こういった本質的なことをどんどん明確にしていきました。
*
約5か月の期間、対話を重ねたことで、最終的には、Kさんがお仕事に対して大切にしている想いを言語化して、お客様に伝わるキャッチコピーに変換することができました。
ここで、名刺に載せるキャッチコピーを30案以上ご提案。ご自身でしっくりくる言葉を見つけました。
そして「自分のやってきたことは間違ってはいないんだ!」と自信を取り戻されたのです。
求めるお客様像や、サービスを通して本当に提供したい価値が明確になったKさんは、熱心に営業ツールをリニューアルされ、夜な夜なご自身でご近所にポスティングされるなど(すごい行動力!!)、どんどんチャレンジと改善を重ねていかれました。
そして5か月間のコンサルティングを経て、3か月後に予約数は昨対比3倍アップの成果に!
2023年現在、それでもご自身は「まだまだ!」とさらなる目標目指して、前向きに走り続けておられます。
*
私がコーポレートブランディングコンサルタントとして、お伝えしたいのは、
「あなたの会社には、価値がある!」
ということ!
今後も、Kさんのようにお悩みの方の力になりたいと思っています!
*
今回のエピソードに登場した「ブランディング診断」は、リターンメニューとしてもご用意しています。
法人の場合、通常価格の70,000円OFFとなっています。
権利の譲渡も可能で、お悩みを持つ経営者のお知り合いなどにプレゼントしていただくこともできます。
*
Kさんのように、何ができていて何ができていないかを棚卸しできると、プラスの化学反応が起きます!
冒頭の「ブランディング、何すればいいの?」の私なりの答えは、「まずはブランディング診断をすること」です!
自社の価値を熱く語れる経営者さんを一人でも多く増やしていけるよう、引き続きPR活動に励みます!